自分が哲学的ゾンビではないとは言えない話

哲学的ゾンビとは…
外面的には、普通の人間とまったく同じように行動し、振舞いながらも、内面的には機械的な反応をするだけで意識を持っていない人間

最近のTRPGシナリオには、「答えのない問い」を問うものが一定数あり、その中では思考実験も多く含まれている。
その中でも「哲学的ゾンビ」について思いつくままに書き連ねる

まず、私自身が自覚している特性として、自分から会話を始めるのが得意ではない。
これは、入力がないと出力できないChat GPTのようなAIに近いと思った。
また、現時点での私の考えとして、AIは多数のデータから現時点で最も状況にあったものを返しているに過ぎないと考えている。

たまに、出力に時間がかかることがあるが、読み込みが遅いとかそういうものな気がするし、耳が良いわけではないので入力ミスも多い。
こう考えていくと私はAIよりも劣っているというしかないのだが…。

確かに私は(少なくとも外面的には)ほかの人と同様にふるまい、行動している。
しかし、内面的には機械的な反応しかしていない、というのも自分では判断がつかない。
精巧にできていれば、所謂読み込みが遅い状態は考え込んでいるように自覚しているだけで、機械的に処理しているだけかもしれない。

他人の考えていることをわかろうとするのは、難しくすぐに可能になるようなものでもないから、自分の内面を考えようと思ったら、このような壁にぶち当たってしまった。

さて、私は哲学的ゾンビなのだろうか。
あなたは自身が哲学的ゾンビ出ないといえますか?



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