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最後を思わずに人と接することができない

人と知り合う時、私は「この人ともいつか別れるのだろう」と思ってしまう。

男女関係なく、こうである。授業で知り合う人、大学でふと話すようになった人、郵便局で対応してもらう人、電車で乗り合わせた人、とにかく家族以外の人に対してはこう感じてしまうのである。

理由は知らないが、何かきっかけがあったのだろうとは思う。

「今知り合ったけど、多分大学を卒業したら会うことはないだろうな」
「数ヶ月後にはもう会わなくなるだろうな」
「この瞬間しかもう会わないのだろう」

なぜかこのように考えてしまうのである。

もちろん、関係性を維持していきたい人はたくさんいる。多分、私は最後のことを考えないと生きていけないタイプの人種なのだと思う。

私と同じタイプの人はいるのだろうか。例えば、誰かと一緒に歩いている時にふと「いつまでこのようにするのかな」と考えたり、コーヒーを飲みながら「あの店員さんともこのお店を出たら一旦のお別れだ」と考えるような人。

そういう人は、もしかしたら人間関係において少し無理をしているのかもしれない。だから、どこかでこの無理が終わると信じないとやっていけないのかもしれない。

対照的に、ずっと関係性を維持して行きたいと思える人も少しではあるが、確かに存在する。そんな人たちと一緒にいる時の私は、自由だ。

少しずつ、無理のない「自分」を見せられる人を増やせたら。そうでなくても、ありのままの自分を見せることのできる強さを持ちたいと切に感じる。

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