<国語 文章問題>4つの選択肢から正解を導く方法
今回は、国語が苦手な方へ、4つの選択肢から正解を導く方法についてお話したいと思います。
物語文でも、説明文でも、国語が苦手な子ほど、上手な選択肢にだまされてしまうんですよね・・・。
騙されるのはなぜか?
誤った選択肢ほど、きれいな文章で作られているから(笑)
だからまず、文章の雰囲気やフィーリングで選ばない!まずここを注意してください!
選択肢を減らす
だいたい4つある選択肢、まずこれを少しでも減らしていきましょう。
答えが見つからない時、4つで悩んでたら正解率は25%
1つ選択肢が減ったら33%にまで正解率は上がって
選択肢が2つになったら、50%の確率で正解する
特に入試や入試のための模試では、こういうちょっとした積み重ねがとても大事。
ではどうやって選択肢を減らすのでしょうか?
読点に注意する
学年が上がるごとに、問題文も選択肢も難しくなる国語ですが、どんな場合でも、読点で区切って考えましょう。
そして、その区切った部分ごとに合っているか間違っているかを見ていきましょう。
物語文の場合、登場人物の気持ちを聞く部分が入ってくると思いますが
①○○は~~~~~で、切ない気持ちである。
②○○は~~~~~で、喜んでいる。
③○○は~~~~~で、焦っている。
④○○は~~~~~で、気持ちが高ぶっている。
この4つを見た時、①③はマイナスな気持ち、②④はプラスな気持ちであることが分かると思います。
苦手な人はまず、そのどちらかを見分けるようにしてみましょう。
それくらいなら・・・と思えるのではないでしょうか。
どちらかを見分けられるようになると、4択が2択にまで減りますよ!
間違っている部分を探す
読点で区切ったら、区切った部分それぞれが合っているか間違っているかを確認していきましょう。
選択肢全体を読んで、合っているかどうかを考えるのは大変です。だから間違っている、または書いていない部分を見つけることが大事なんです。
例えば、文章中で会話しているのが2人なのに選択肢が
3人での会話で物語がテンポよく進み~~
となっていたら、「3人での会話」部分が間違い。
例えば、説明文の選択肢で
~~を感じているのは日本人だけである。
とあったら、日本人「だけ」なのかを注意深く読む。
本文中に「~~と感じることができるのは日本人のみ」というような記述があれば正解ですが、それを書いていなければ、書いていないことなので誤り。
正解を見つけることよりも、間違いを探していくのが選択肢問題を攻略する方法ですよ!
人道に反する解答にはならない
これは最終手段とも言えることなので、この選び方はオススメはしませんが・・・
物語文でも説明文でも、出題される文章は「良い」文章です。
例えば、芸能人をディスるだけの文章は問題に出ないし、親を大切にしない文章も出てこない。
だから、文章問題の最後にあるような、文章全体のテーマや内容についての問題の解答も「良い」ものになるはず。
となると、選択肢の中で
・日本人が一番偉い
・家事は親に任せるべき
・偏食でも良い
・自然は破壊されても仕方ない
のような解答になるはずがないんです(笑)
国語が苦手な人が一気に点数アップすることは難しいと思います。
でも上に書いてきた3+1の方法を使えば、少しずつ要領がつかめてくるはず。
頑張ってみて下さいね♪