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時間は有限
私の子どもたちは、塾へ行ったことがありません。
実は私自身も塾未経験です。
とはいえ、学校以外の勉強がゼロだった訳ではなく、私は中学生の頃、約2年間、英語の家庭教師に週1回通っていました。
息子は不登校から登校再開し始めて数か月後から約4ヶ月程度、大学生に家庭教師として来てもらっていました。
ちなみに娘は、まったくゼロです。(習い事はしていましたよ!)
塾より割高の家庭教師の経験があるとはいえ、多くの家庭に比べると教育費はかなり少ないはず。
ちなみに、私は偏差値60オーバーの高校から国公立大学へ進学
娘は同じくらいのレベルの高校に進学し、国公立大学進学を目指しています
息子のことはちょっと横へ置いておいて(笑)
なぜ私が娘を塾に通わせていなかったのか、というと
①娘が行きたくないと言った
②塾へ行っている子が忙しそう
③一度、通い始めると辞めるという決断ができなくなると思った
この3つの理由からです。
①娘が行きたくないと言った
小さい頃から、やりたいと言った習い事は最後までやり通す娘。
やりたいと言って幼稚園から始めたピアノは、高校生まで習い続けました。
(今は習っていませんが、部屋でピアノを楽しんでます♪)
2~3歳の子がピアノの発表会に出ている姿を見て
「なんで私ももっと早くから習わせてくれんかったん?」
と言ったこともありますが
「いや、『やりたい』って自分から言わないと行かないでしょ?」
と言うと
「確かに・・・」
と自分で納得しているほど(笑)
娘は塾へ行くくらいなら自分で勉強する!分からなかったらお母さん(私)に聞く!と一貫してました。
私に聞いても分からないことは・・・(多分)諦めて他の問題に取り組んでました。
娘の意志が固いため、塾へ行くことはなかったのですが、私としては②と③の理由が大きいものでした。
②塾へ行っている子が忙しそう
娘は中学校では、バレー部に入っていました。平日は練習、土日も練習試合があると朝から夕方まで部活でした。
早い時は7時に学校集合、帰宅は夕方、そして19時から塾がある・・・
帰ってから宿題しなきゃ・・・
いくら体力のある中学生でも、疲れるだろうな、と。
帰宅後の塾を心配しながら部活するより、どうせなら部活に集中してほしいという考えでした。
③一度、通い始めると辞めるという決断ができなくなると思った
そしてこれも理由の1つです。
塾に行かせようと思うことは、他の方よりは少なかったかもしれませんが、私も考えたことはあります。
でも、そんな時に考えたのはコレ。
塾に通う=成績が上がる
これは成り立ちません。
成り立つのであれば、娘はかなり下の成績であるはずだから。
塾に通っても成績が上がらない子は一定数存在する。
もし塾に通わせて、成績が上がらなかったら?
やっぱり『塾を辞めたらもっと成績が下がってしまうかも・・・』という考えになってしまうと思ったのです。
つまり
塾に通い始める=受験が終わるまで塾を辞めることはない
この等式が100%に近い確率で成り立ってしまうな、と思いました。
それは塾に通わせたいと思う本質からズレてしまっているんですよね・・・。
それは分かっていても、私は「辞める」という決断が自分にできるとは思えませんでした。
それで娘は塾へ行かずに今までなんとかやっています。
時間は有限
塾講師をしているので、生徒さんには来てもらいたいし、通っている生徒さんには成績を上げてほしいのですが・・・
大事なのは『やる気』なんです!
・授業の時間が終われば家に帰れる、と思ってる子
・授業が始まって10分でウトウトする子
・塾に来てれば成績が上がると思っている子
もっと時間を大事に過ごしてほしいと思ってしまいます。
「時間」だけは平等であり、さらに有限なものなのです。
せめて塾の時間だけは真剣に勉強する、そして他の時間は遊ぶ。
宿題はきちんと提出する。
そんなふんわりした感じでも、成績は変わらないと思います・・・。
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