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勉強は大人になってから必要か?問題

こんにちは。

塾で小学生~高校生を教えている もちくまです。


塾講師をしていると

「この勉強って必要?」

「大人になってから使う?」

こんな素朴な質問と遭遇します。

この質問の後は、「大人になってから使わないのに、なんで勉強しないといけないの?」という愚痴にも似た言葉が続くのが通例。


直接聞いてこなくても、勉強に楽しさを感じていない子どもたちは、ほぼ全員が同じことを思っていることでしょう。


小学生で勉強する都道府県や県庁所在地、九九や漢字は必要です!

ただ中学校に入ってからの日本史や地理で習う気候の問題、数学の二次方程式や相似&合同・・・

まぁ、正直、私は大人になってから、塾講師という仕事以外で必要だった!!と感じたことは・・・記憶にありません。


でも、それらを勉強することは必要だとも思っています。

それはなぜか?


中学校&高校の勉強は、勉強ができるかどうかを見極めるものであると同時に、これまで習ったことのない、知らない問題にどこまで集中力をもって取り組めるか、を試されているものだと思うのです。


正論で言えば、

学生の時にさまざまなことを勉強しておけば、将来、いろんな職業を選びやすくなるから

だと思うんですが、個人的には、必要になった時に勉強すれば十分だと思っています(笑)


学者や研究者になる場合は、そこから勉強するのはかなり大変ですが、その時に『やりたい』という気持ちがあれば、可能ですよね。


だから本当の勉強の目的は、将来のために勉強するというより、勉強を続ける能力や集中力があるかどうかを試されている

その戦いの場で頑張るかどうかは自分次第


そんな風に思っているんです。


義務教育6年間は、日本の子どもたちに平等に与えられた権利であり、共通の勉強する時間。その時間を遊んで過ごしたか、勉強したか、それを知ることができる指標が、学歴なんだと思います。


もちろん、勉強に向いていない子はいます。それはそれで仕方ない。

勉強に時間を費やさないのであれば、その代わりになるものに全力で取り組んでほしいなと思います。

成績が良いからって、人生が何もかもうまくいくってこともないですしね~(+_+)


とは言え、本人の思いとご両親の思いはまた違うので・・・この思いをすべて打ち明けることはありませんが。


勉強することの必要性や重要性、『知識』以外の部分でも感じてくれたらいいなと思います。

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