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お菓子争奪大じゃんけん大会!!

夏休みに入り、塾での夏期講習が忙しく・・・しばらく更新が滞ってしまいました。


先日ふと思い出したのが、息子が部屋から出てくることが増えてきた頃に行ったお菓子争奪大じゃんけん大会!!

くだらなくて、でも楽しくて、とっても良い思い出のじゃんけん大会のこと。


当時、実家に住んでいた私たち。

私は親の言うことを素直に聞く子どもで、その習慣は身に付きすぎていました。だから、大人になって母になっても親(特に母ですが)の前では自分らしさが半減していました。(その状態も良くなかったんでしょうね・・・)

そんな娘だったからこそ、母も私のやることに違和感を感じると「何やってるの?そんなことやっていいの?」とすぐ言ってきていて。

この『そんなこと』っていうのが、気にしないように思っていても気になってしまう私・・・。

だからこそ、母が月に一度泊りで出かける日に合わせて、私は息子と娘と私の3人でのじゃんけん大会を開催することにしたのです♪


お菓子争奪大じゃんけん大会って何?

ただじゃんけんして、勝った人が好きなお菓子を取っていく

勝った人だけが取るんじゃなく、順番を決めて全員が取っていくのがルール

本当にそれだけ(笑)


でも、普通に家に用意する量とは比べ物にならないくらいの量のお菓子を用意しました(笑)

スナック菓子・チョコ系・クッキー系・あめ・グミ・・・

3人の誰かは食べるであろうお菓子を段ボール2箱分くらいを用意


その計画を娘に話し、一緒に買い物するだけで娘もワクワク(笑)


そして、大会決行当日。

それを部屋に広げてから息子を呼びました。

そのころは少しコミュニケーションを取ることができていたので、『まぁ、とりあえず出てきて』という感じで部屋から出てきてもらい・・・

「じゃんけんして、勝った人から好きなお菓子取っていくよー!」


最初は息子も

「好きなの取ったら良くない?」

なんて言っていたのですが、私と娘が前向きだったので、それに乗せられる形で息子もしっかりじゃんけん(笑)


3人なので、長々とじゃんけんが続くこともなく、1人勝ちしたり、1人負けしたり・・・

なぜか息子vs娘の対決が多く、しかも娘が負けることが多い展開に


「いぇ~い!買った~~♪」

「次はどっちが勝つ!?」

「また○○(娘)負けた~~(大笑)」

「ってか毎回パーで負けすぎじゃない?」


息子が中2の終わり、娘が小学校卒業前という、そこまでじゃんけんで盛り上がる年齢ではなかったけど、やっぱり子ども同士は純粋な対決をしてくれて。


そういう悪ノリ的な展開に娘は文句も言わずノッてくれて、とっても平和に楽しい時間を過ごしました。


次の日、帰ってきて息子の部屋を見た母

「お菓子がいっぱいあったけど、あれは何なん?」

と聞かれたけど、軽く説明して終わり(笑)

多少モヤモヤするけど、じゃんけん大会している時は楽しかったからOK!


息子と一緒にくだらない時間を過ごすこと

私と息子は、息子が不登校になってから約1年、まったくと言っていいほど会話をしていませんでした。

話しかけるなオーラが出てたし、私もどう話しかけていいか分からなくて・・・。


カウンセラーさんに相談に行ってからは一方的に話しかけることもありましたが、1年間で会話したのは合計で3分くらいだったんじゃないでしょうか・・・?


だから、息子が部屋から少しずつ出てきたとき、一緒に時間を過ごすことを一番大事にしようと思っていました。

あとは『~しなければいけない』というような話にならない、できるだけくだらないことをする(笑)

そしてできれば、前よりは私の頭が柔らかくなったことに気付いてほしい、なんて想いもありました。


マイナス感情から解放すること

お菓子を大量に買ってきて、食べていいよ~!

なんて、普通しないですよね( *´艸`)

だから良いと思いました♪


息子は『学校に行っていない』ことに引け目や負い目みたいなものは感じているはずで・・・

だからこそ、それ以上に『アホちゃう?』的なことをやってしまえば、息子のマイナスの感情は少し楽になるのではないか?

言葉にするのは難しいですが、そんな感じです。


うちの場合は、ノリの良い娘(息子にとっては妹)がいたことも大きかったです。

不登校の兄のことを嫌うこともなく、部屋から出てくれば普通に接し続けてくれた娘には、本当に感謝の一言。


じゃんけん大会してみたり

3人でゲーセンに行って太鼓の達人でワーワー言ってみたり

息子がやっているゲームの邪魔をしてみたり

私がめちゃくちゃ下手でバカにされてみたり


そんな時間を過ごすことで、私たちは以前とは違う親子関係を築いていくことができました。


ふと思いだした、私が試行錯誤していた時のこと。

少しでも、今辛い思いをしている人のヒントになったら嬉しいです(*^-^*)


最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

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