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GONGで泣きたいしここに帰ってきてで暴れたい

これまでSixTONESは歌番組で温度差が激しい曲をメドレーで披露してきたが、それはこのシングルのためにファンを分からせることが目的だったのではないかと思う。

「音色」と「ABARERO -Dark Electro Rock Remix-」を一緒に披露するって聞いた時は続けてやるわけないよね聞く側も切り替えられねぇから勘弁してくれよなと願ったけど華麗にメドレー披露だった。ヒェッ……

人間の脳みそはそんなに都合よく出来てないんです。
余韻、ワビサビっていう日本人の情緒溢れる感覚を思い出して……というひそかな願いを打ち砕くようにSONYはオタクを崖から沼に突き落とす円盤を作ったのです。

「ここに帰ってきて」「GONG」両A面シングル7.10リリース!

なんで?このタイミングでどうしても一緒に出さないといけない理由は何?怖すぎ…………

ここに帰ってきてで泣きたいしGONGで暴れたい
この感情は表裏一体にしちゃダメでしょ


フィルムカメラで撮影したやわらかく儚い真っ白なMVはSixTONES史上最も切ないラブソングに入ると思うし、ダークな雰囲気のわたしと対になるかもしれないのでそういう意味でも楽しみ!

だがこのMVが上がった頃には知らなかった……
あの激しいロックチューンGONGと両A面シングルとしてリリースされることを。

両A面シングルということでA盤とB盤で曲順が違う。
なんてことはもはやどっちでもいいほどの温度差。

どちらにせよ余韻なんてもの味わえるはずがない。
実際YouTubeのmixで2曲続けて聞いてみたけど無事に感情が迷子になった。

ここに帰ってきてで泣きたい場合は「単曲再生」もしくは「劇場でのエンドロール」しかないのでしょうか。
後者を求める場合私は何度劇場に足を運ばなければならないのか。このままでは涙活ゾンビになってしまう。


ここに帰ってきてで泣きたい気持ちと
GONGで暴れたい気持ちは
どう考えたって共存しないでしょう。

いや、両A面ということは裏面は存在しないということだから共存ではないのかな……?

もう片方のA面はアクマゲームのドラマ内で
視聴者の脳汁を出すためだけに流れ出す挿入歌GONG。 

一心不乱に頭を振り続けそれでも足りない熱を逃すために拳を突き上げる……そんな暴れだす衝動に身を任せる曲で

人間やめたもん勝ちとでも言うかのような狂気に満ちた表情でカメラに向かって叫ぶ様子を見せられたらこちらまで狂わなきゃならないような気すらしてくる。
こちらも『同じ』にならないとあまりに怖すぎる集団がそこにいた。

だってね皆さん見ましたか?

同じ会社のアーティストが一挙に集まる祭典、新たな時代の開幕。
そんなWE AREでのスタンバイ中の6人を。

6人がコンビニの前でたむろするような人達じゃないことは重々承知の上でもあの集団がコンビニの前にいたら世界中にコンビニがそこしかなくても入店を躊躇ってしまう。あの人たちがいなくなるまで近づかないでおこうとなる。いや、もうあのコンビニに行くのはよそう。


暴れ出す衝動に身を任せられなかった場合どうなりますか?
普段から羞恥心と共に生きているのでタガが外れるなんてことはない、つまり暴れ出す衝動というものは私の中にはないのでできるかぎり想像してみます。

暴れ出す衝動。
覚醒するとき。
羞恥心などではどうにもならないもの。

私にとってそれはSixTONESのライブ中「RAM-PAM-PAN」のイントロが流れた瞬間。

目がかっぴらき皮膚があわだち拳をあげずにいられない。喉の奥から熱が上がってきて叫ばずにはいられない。

衝動なんてもん自分でコントロールできるわけがないのにそれを強制的にストップさせられたらしばらくエラー起こして動けないと思う。


仮にここに帰ってきてから先に聞いた場合は涙活ゾンビに
GONGを先に聞いた場合は内なる衝撃波で吹っ飛ぶ。

週刊ナイナイミュージックで
「GONG」の後に披露された「ここに帰ってきて」のパフォーマンスでしんどそうだったのはSixTONESではなく私の方でした。
【シャラァン……】でなんとかなると思わないでよ!?

ってな感じで阿鼻叫喚な心中ですが
今からでも何とかなりませんか?

とりあえず7月8日のCDTVで
2曲フルサイズ披露されるそうなので、
そこを生き延びたら希望が見えると思います。

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