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始めることだけが明日を変える

「続けた者が結局勝つ」
のだと、なんとなく実感に近いものを感じてきた。
私は本当に何も続けられない三日坊主人間だった。

それがなおったかといえばそうではないかもしれないが、この自粛期間で強制的に時間が出来て、
徹底的に(というと大袈裟かもしれない)
己と向き合い 、いくつかのことを習慣化できた。

それが、大きく言うとこの3つ。
どれも半年〜1年ほど続いている。
・朝のストレッチ30分
・読書
・ジャーナリング(主に思考を書くための日記)

最初はどれもきつかった。
飽き性で、サボり癖があって、自分に甘い性格がとことん嫌になった。
続いた理由はどれもハードルを低く低くしたこと。


朝のストレッチ30分

運動嫌いな私が最初からハードな筋トレなどできるはずがないので、動画を見ながらできる10分のストレッチを2種類取り入れた。それも朝だけ。
画面の向こうで一緒にやってくれるのがありがたい。
二重アゴ撃退ストレッチは今でも割ときついけど、背筋が伸びたおかげで身長が1cm伸びた。
この歳になってまだ背を伸ばせるとは思ってなかったから嬉しかった。

読書

読書は嫌いではなかったが、
時間に追われる中小さな文字をなぞるだけでもしんどくて、ずっと「忙しいから、疲れてるから」と言い訳してきた。

なので文庫本サイズの短編集をまず手に取った。
それでも読み終わるのに学生時代とは比べ物にならないくらい時間がかかった。
文字と離れていたから、分からない言葉などもあって割とダメージがでかかった。

読みながら適度に本屋に足を運び(推しの雑誌を買うついでに小説コーナー等も見てるだけ)、
次に読みたい本を探したり、インスタなどで情報収集したりして、1冊で満足しないことを意識した。
そもそも1冊読み終わったら当分読まなくていいやって考えはどこから来ていたのか謎。

読み終わったら必ず「読書記録」をつける。
せっかく読むならそこから少しでも多くのものを得たいと思った。
実用書や論文じゃなくたって素敵な言葉や素敵な思考は必ず見つけられるはず。
てか最初からそんな難しい本を選ぶ勇気は出ない。

そうこうしてるうちに次に読む本が今年の10冊目になる。
知らない言葉、そして知らない自分を見つけられる気がして、楽しい。


ジャーナリング

最後にジャーナリング。
ジャーナリングって横文字でカッコつけて言いたいだけじゃないの?と思われるかもしれないが、
私なりにこれは単なる日記では無いのであえてこう呼びたい。

その日に何があったかをひたすら書くのではなく、
「その日に何が起きて、それに対してどう思ったのか」を書く。
どう感情が動いたのか、を知る。 

昔から頭の中でぐるぐる考え事をするタイプの人間で、究極にネガティブ。
「何が嫌かわからんけど嫌!!!こんな自分も嫌!!!」というまさにセルフ悪循環。

自分に自信がなくて人と比べてばっかりで、
妬み嫉み恨み辛みネチネチネチネチネチネチ

頭の中で思ってたことを紙に書いただけで、
「こんなくだらん事で悩んでたんか」って馬鹿らしくなってきて。

最初はそれこそ何が言いたいのか自分でもわからなくて、とりあえず1ページ埋めることに必死だったが、そのとりあえずがめんどくさく、意味を感じられなくて挫折しかけた。

でもなんとなく、これは自分を知るのに大事なことなんじゃないかなと思って、
「毎日やる」を「書きたいことがあった日にやる」に変えたらハードルが下がって続けられている。

頭の中で考えていたことを
吐き出すことで余白ができて、
新しいことを取り入れたり、
プラスなことも考えるためのスペースができた。


日常をすごしながら嫌なことがあった時につい誰かに聞いて欲しいと思うのをこらえ、(聞いてもらうのももちろん大切。)
嬉しいことがあった時に大事に噛み締められる瞬間が増えた。

このご時世でマイナスな話はできるだけ聞きたくないのに、愚痴なんていくらでも出てきてしまうもので。
やり場のない怒りや悲しみを数えるよりも、
目の前に落ちているちいさな幸せに目を向けて生きていきたい。


最後に


結局続くかどうかは、自分に合った方法を見つけられるかどうかだと思う。
確かに小さな一歩ではゴールを見据えることすら難しいかもしれない。
いつまで経っても結果が出ないと嘆く日だってあるだろう。

でも何もしなければゴールなんてものは
そもそも存在しないのだ。

役に立つか分からないようなことでも、
ちいさなことでもなんでも。
はじめてみれば、習慣にしてしまえば、
思わぬ所で いつか絶対芽は出るはずだと信じたい。
何気なく、変わったと思えるきっかけがすこしでも見えた時、とてつもない達成感を胸に、自分を誇らしく思えるだろう。

これを読んでいるあなたが
何かを始めたいと思っているなら、
もし迷っていたとしても、たとえどんな小さなことでも、それがプラスなことなら全力で肯定したい。
根拠はないけどきっと大丈夫。

推しの言葉の受け売りにはなりますが、
ダメならやめたっていい。始めただけでえらい。
たとえダメだったとしても、きっとまた何かを見つけられるはずだから。



ここまで読んでくださりありがとうございました。

この文章は、
ふと立ち止まった時に何も無いと絶望したあの時の私に向けて。
そしていま、なにかに悩んでいる人のヒントになればいいなと思います。

今回はこんな感じでお送りしましたが、きっとこれから大半の記事は推しについてのことを気楽に書いていきたいと思っています。
読んだ時に少しでも元気になれるような文を自己満足ではありますが。

ちなみにタイトルは大好きな曲の大好きなフレーズです。
SixTONESの「光る、兆し」
これに関しても、すきな気持ちを綴れたらいいなあと思います。機会があれば……。

それではまた。

2021/6/25
睡蓮

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