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コロナ騒ぎで消耗しているあなたに

半年ぐらい前に書店で手に取り、「買うほどでもないか」と図書館に予約を入れておいた本の順番が回ってきた。

ところが読み始めたら、ハイライトを入れたいところがあちこちに。

…ということで、結局購入。コロナ騒ぎで世間がざわざわしている今、手に取ることができたことに感謝し、疲れている方にお勧めしたくペンを執りました。

この本をお勧めしたい人

 ・コロナ騒ぎで消耗している人(←特に今! これ!!)

 ・瞑想とか引き寄せとか胡散臭いと思っているビジネスマン

なぜビジネスマンなのかというと理由は2つあって、1つは版元がプレジデント社だから。もう1つは著者も怪しげなスピリチュアル系の人ではなく医師であり、おのずといわゆる「スピ系」ではない、地に足のついた人にこそ響くと思うのです。

表紙デザインこそ若干スイーツ(笑)感あるものの、これはビジネスマン向けのマインドフルネス教本と言えます。マインドフルネスはGoogleやApple、ゴールドマンサックス、日本だとヤフーやメルカリなどでも導入されているようです。

また、マインドフルネスは「今、ここ」に意識を向け呼吸を整えたり体の力を抜いたりすることで、頭や体をリラックスさせたり集中力を研ぎ澄ましたりする効果があります。

いつ終わるかわからないコロナ騒ぎの中で不安にさいなまれて過ごすより、自分の状態を整え、落ち着いて過ごすことが、今こそ自らを救ってくれるのではないでしょうか。

本の概要

スタンフォード大学医学部の教授が子ども時代を回想するところから、ストーリーは始まります。

貧困家庭に生まれた彼は、趣味としていた手品用品の店で「本物のマジック」を教えてくれると言う、ルースという女性に出会います。読者はこの主人公の体験を通して、マインドフルネスの手法を学んでいくことができます。

貧しかった彼が医師を目指し、紆余曲折を経て実際にその地位を手に入れ、なんとダライ・ラマからも莫大な寄付を受けて新しい研究センターを設立。こうしてルースから受け継いだマジックを次世代に引き継いでいこうというところまでを著しています。

ちなみに本文はこちらからも読むことができます(初回2回分無料公開)。

瞑想の勧め

瞑想はオウム真理教のせいか日本では若干胡散臭いイメージがある一方で、マインドフルネスが逆輸入的に一部の意識高い系の人の間で流行しているみたいな、どちらに転んでも何となく手を出したくないというイメージに取りつかれている方も多いのかもしれません。

個人的には寝る前の瞑想がお勧めで、すんなり眠りに入っていける感覚がありますよ。本を読むのは面倒という方でも、最近は瞑想を手助けしてくれるアプリも多いです。



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