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ファインディング・ドリー

諸事情あって定期的に臨床心理士の方と面談しています。
その時に、「ファインディング・ドリー」の話をしました。
アレはいい教材になりますね、と。
いろんな個性を持った魚たちが出てきます。
それぞれ生きにくさを抱えながらも、それをどうポジティブにとらえて付き合っていくのかを上手く表現している。

ドリーの口癖?は「私なんでもすぐ忘れちゃうの」です。でもそれを自分で伝えることによって、周りが助けてくれる。
それって当たり前のことなのに、なかなか難しいことだよなぁと思います。

ドリーは目につくもの全てに興味津々です。
そうして、目についたもの全てに意識を持っていかれてしまう。結果、忘れる。
初めて見たときに「あ、これそっくりじゃん?」と思いました。

目の前でそんなところを見てしまうとびっくりしますよね。
でもドリーは負けずに「私ってそうなのよ」と伝えます。伝えれば、相手も納得する。
でも現実ではそうといかないんだよな〜と思います。
そういう特性を持った人たちは、恐らく指摘されたら萎縮してしまう。
それでもやっぱり真似しなさい、と思いました。伝えるしかないんだよ、と。

私だってそうです。
失敗した!と思ったら慌ててしまうし、どうして自分はこうなんだろうと落ち込みます。
そして、自分が嫌になってしまう。
それでも「自分はこうなんだ」と客観的に見て知っておけば、今後の生き方、やり方がわかります。

実は昔の職場で、私は教える立場になったことがあります。
でもめちゃくちゃ忘れっぽいんですね、私。
ドリーほどではないですが、質問されたことがわからなくて、一旦預かるとなった時に大体そのまま忘れてしまいます。
これじゃいかん、と質問してくれた人には必ず「30分たっても私が答えを持ってこなかったら9割の確率で忘れてるから申し訳ないけどどうなった?って確認してください」と頼んでいました。
正直恥ずかしかったです。
それでも放置するよりは、と。
幸いとても優しい人たちに囲まれて生きているので、この方法でなんとかできました。
その内、それすら伝え忘れても「あ、望月さん忘れてるなと思って」と自主的に確認してもらえるようになりました 笑
とてもありがたいです。

そういうのも、小狡いかなとは思いますが生きていく上での方法なのかな、と思います。

そして、ドリーのパパとママはそんな個性の塊であるドリーを優しく諭しながら育ててたんだろうな……すごいな……と思います。
「あなたはあなただよ」と。
私にもできるといいな。
と、いうか、やらねばなんですが。なかなかできませんね。
余裕がありません。
もう少し心に余裕を持ちたいです。

ふんわりとしか書けないなぁ。
なんだかとりとめのない話になってしまいました。いつもの事ですが……
今日久しぶりに「ファインディング・ドリー」を見たので、なんとなくの呟きでした。

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