小説家2日目
ぽちょちょろちょろちょちょちょぽこぽこぽ
トイレがまだ流れている。
人工的に暖かくした床にわざと背中を押し付けて冷たい指先を動かす。はーっと息を吐いても白くない。実家では息が白いんだよ。ほんとに。重たい布団から顔を出して耳が冷たくて冷たくて、湯タンポをあちこちにうごかしてしまいには抱えて眠る。遠く離れて暮らすことは心の安定の一助となる。
あ、止まった。
壁時計がカチカチいってる。
風呂にはいるのは面倒。寒いから。寒いんだもん。
でも、今日こそはシャワー浴びないとね。
寒いのやだな。
元気に長生きをするつもりです。 どうぞ気長におつきあいのほど よろしくお願い致します。