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【ひとり親支援】国から生活費を援助してもらいながら『WEBデザイナー』を目指すシンママ👩🏻👍🌷

※この記事はYOUTUBE撮影のために作ったカンペを元に、note用にアレンジしたものです。

みなさんこんにちは。もちこです。

この記事は動画のサムネにもある通り
【手取り17万正社員のシンママがWEBデザインのスキルを取得するために、国の給付金を活用しながら、通信教育を受ける!】
という内容になっています。

今回私が活用した制度は2つ!

【自立支援教育訓練給付金】
母子家庭の母又は父子家庭の父の主体的な能力開発の取組みを支援するもので、対象教育訓練を受講し、修了した場合にその経費の60%(下限は1万2千1円、上限は(1)雇用保険の一般教育訓練給付または特定一般教育訓練給付の対象となる講座を受講した場合、最大20万円 (2)雇用保険の専門実践教育訓練給付の対象となる講座を受講した場合、修学年数×40万円、最大160万円)が支給されます。(雇用保険法に基づく教育訓練給付金の支給を受けることができる者は、その支給額との差額(下限は1万2千1円)を支給。)
支給については、受講前に都道府県等から講座の指定を受ける必要がありますので、必ず事前にお住まいの市(町村在住の方は都道府県)にご相談下さい。

厚生労働省

【高等職業訓練促進給付金】
母子家庭の母又は父子家庭の父が看護師や介護福祉士等の資格取得のため、1年以上(令和3年4月1日から令和5年3月31日までに修業を開始する場合には6月以上)養成機関で修業する場合に、修業期間中の生活の負担軽減のために、高等職業訓練促進給付金が支給されるとともに、入学時の負担軽減のため、高等職業訓練修了支援給付金が支給されます。

厚生労働省

他にも併用して申請できる給付金や貸付などもありますが、まずはこのふたつの制度についてや条件、実際申請してみての流れと注意点をお話していこうと思います。

対象講座・資格

現在指定を受けている講座について

現在、教育訓練給付の対象として厚生労働大臣の指定を受けている講座は、教育訓練講座検索システムで検索できます。

自立支援教育訓練給付金

厚生労働省HPでの施策紹介はこちらから

概要

こちらは【受講費用の60%の金額を支援してもらえる】制度になっていて。上限額は20万円となっています。

雇用保険に加入している人が受けれるハローワークからいただける【教育訓練給付金】は受講費用の20%上限額10万円となっており、その制度の上位互換ってイメージですね。

実際私は雇用保険に加入していますので、今回はハローワークから上限10万、残りを自治体から10万いただく形になります。

こちらの教育訓練給付金の受給資格があるかどうかは、管轄のハローワークでデータを参照してもらう必要があります。
電話で問い合わせしたところ、対応してくれませんでした。

基本的には、3年間雇用保険に加入している必要があります。

私みたいに転職した方でも、前の会社さんでの加入履歴を合算してくれます。
でも、前の会社さんから、今の会社さんに就職するまでの休職期間が1年以内という条件はありました。
雇用保険に加入していて、受給資格があるか不安な方はハローワークで参照することが確実になります。

雇用保険に加入していない方は、自治体から上限20万までいただけます。
無職の方や、雇用保険に加入していないパートの方などは、こちらになるかと思います。

条件

児童扶養手当受給者または同等の所得水準にある方が、主に教育訓練給付の対象となる教育訓練を受講する場合に支給します。

扶養手当の所得上限に関してはこちらの動画でも詳しく話していますので参考にしてみてください。

シンママもちこのyoutubeより

申請時期

【講座開始前】

学校に通う方なら、入学式などの前になります。
通信教育などを受ける方は初回の受講前となります。

『この学校に通うからこの制度使わせてね!』ってゆう申請を先にしておかないと終了後に給付金はもらえません。

※ハローワークさんの教育訓練給付金の受給資格がある方は講座終了後申請になるので、併用する方は注意してくださいね。

支給時期

実際お金を受け取れるのは【講座終了後】【卒業後】に修了証明書を提出し申請してからなります。

なので、高額になる学費の支払いの計画は事前に立てておかなきゃいけませんし、受講費、学費は修了時まで自己負担ってことです。

なので私の場合は、受講中は分割払いのローンを組み、受講後給付金で残金一括払いをしようと計画しています。

ローンは利子がありますから組みたくない方もいるかと思います。

そうゆう方は、ひとり親が申請できる【無利子の貸付金制度】を利用してもいいと思います。

以前こちらの動画でも紹介しました【母子父子寡婦福祉資金貸付金】です。

シンママもちこのyoutubeより

保証人をつけると利子なしで貸付してもらえるので(つけない場合1%、延滞3%)一緒に検討してみると高額な利子がかからないのでおすすめです。

私が今回使わなかった理由は、去年一度貸付を受けてるからです。
(返還済みですが…😅)

あとは相談してから約1か月で入金だったんですが、それまで何度も福祉事務所へ足を運んだので、ただでさえあける仕事の穴を、これ以上開けるわけにはいかないのと有休がもうないからですね。窓口も平日のみですから・・・
その辺はワーママの辛い所ですよね…。

なので私は併用してこちらの貸付を受けるか悩んでいます。
ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業
こちらの制度は条件を満たすと返還免除があるので、担当者と協議中です。また改めて記事や動画にします。

給付金は年単位支給

1年の講座や学校なら20万×1年で20万円ですが、2年の場合20万×2年で40万円の給付となります。

最大4年で80万円の給付となるようです。

わたしは1年の講座なので20万円が最大ですが、国家資格をとるため学校に通いたい!って方の場合だと、給付金が更ににあがりますね!

高等職業訓練促進給付金事業

概要

まず支援の内容としては、
【ひとり親の方が資格取得を目指して修業する期間の生活費を支援する制度】です。

シングルマザーで苦しいなって思うことは、大きく分けて2つあって、将来や今現在のお金の工面自分の時間がないことだと思います。

自分の時間が持てないと、スキルアップもできないし、
ましてや学校に通うとか、資格をとるための勉強をするとか日々日々の生活でいっぱいいっぱいで正直無理!

だって、子育てと家事と仕事の3本柱で生活してるんですから。

お金の面だって、収入をあげるにも資格をとるとか、スキルアップするとか、会社に必要な存在でいないとなかなか厳しいですし、子供の体調不調で度々呼び出されるママが昇格なんて夢のまた夢だったりしますよね。

会社にいずらくなって副業やフリーランスを考えてるママさんも少なくはないと思います。

そんな頑張るひとり親の方々への制度となっています。

条件

1 児童扶養手当の支給を受けているか、同等の所得水準にある方。これは自立支援教育訓練給付金と同じですね。

2 養成機関において6月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得等が見込まれる方
※原則通学制とする。ただし、養成機関が遠隔地であり通学が困難な場合や働きながら資格取得を目指す場合に通信制の利用が可能。

ここでの注意点はふたつ!!

まず原則は【通学】ってことです。

ですが、受けたい機関が遠くて授業に参加できないよー!って場合は通信制も認めるよ!ってことみたいです。

この辺が役所の担当さんがちゃんと認識していない場合があったり、同じ通信教育でもスクールさんの授業体制などで認められなかったりします。

厚生労働省大臣に認定された講座である必要があるので、スクール選びはとても重要となってきます。

実際わたしも、同じWEBデザインの内容でも、最初に申請したスクールさんでは、高等職業訓練の受給資格が通りませんでした。

あとは6か月以上のカリキュラムとありますが、これは令和3年4月1日から令和5年3月31日までに修業を開始する場合には、
民間資格や講座も対象となる場合がある。

とのことで、この条件の緩和が令和5年度にも延長されるかが分からないので、民間資格等で悩んでる方は急いだほうがいいと思います。

本来の条件は1年以上通学の国家資格なので、保育士なりたいよ、美容師なりたいよなど国家資格とりたくて2年3年通学したいよ!って方は、急がなくても大丈夫です。

申請時期

自立支援教育訓練給付金は初回授業前なのに対して、高等職業訓練は初回講座受講後申請になります。(事前協議と、申請は違います。)

なので…役所に出向くことが増えるので、バタバタすることだけは気合でスケジュール組みましょう😅👍

給付金額

高等職業訓練促進給付金
支給額
月額100,000円 (市町村民税非課税世帯)
月額 70,500円(市町村民税課税世帯)

ただし、養成機関における課程修了までの期間の最後の12か月については、
月額140,000円(市町村民税非課税世帯)
月額110,500円(市町村民税課税世帯)
支給期間
修業期間の全期間(上限4年)
※令和元年度より、4年以上の課程の履修が必要となる資格を取得する場合、支給期間の上限は4年

高等職業訓練修了支援給付金
支給額
50,000円(市町村民税非課税世帯)
25,000円(市町村民税課税世帯)
支給期間
修了後に支給

厚生労働省

非課税世帯なら毎月10万円
就学期間の最後の1年は毎月14万円
さらには修了支援給付金として5万円

私が受講するWEBデザインは1年のカリキュラムなので最初から最後の1年とみなされて、毎月14万円支給されるんです!

課税非課税の切り替え時期は8月だそうです。

なので14万×12月で168万円+修了時5万円
自立支援教育訓練給付金の20万円プラスすると・・・
総額なんと193万円となるんです!

講座代が70万~80万したとしても、100万円以上は経費や生活費に回せるわけです。

そしてもちろん収入じゃないので高等職業訓練促進給付金は
【非課税】です。

高等職業訓練修了支援給付金は【課税対象】と言ってる記事も見かけますので、不安な方は役所の担当者に聞いてみてください。

講座を受けるために仕事を減らして収入が減っても生活していけるわけです!!!

私も実際、正社員でいられるギリギリの日数の勤務に変えました!!!

社会保険に加入している方は、給料が下がったら、年金事務所で社会保険料の変更届たるものを提出してもらうことも忘れずに!!

4,5,6月の決定月じゃなくても、給料変更後4か月目に社会保険料の変更がかけられるはずです!!

標準報酬月額の決め方 全国健康保険協会 協会けんぽより

数千円損しないように、会社の担当者に手続きしてもらいましょう👍

あとは、保育園ですね!

保育長時間の方は、保育短時間にされると、授業受けるのに支障が出ると思いますが、私の場合ですが就労と就学の併用で120時間超えてれば保育長時間になると自治体に言われましたので、変更後の【就労証明書】と、【在学証明書】を発行してもらい、保育園からも理解を獲ると預けやすいかと思います。

最後に

はい!こんな感じで、スキルアップして頑張りたいママ。副業して収入を増やしたいママ。
フリーランスになって、自分のペースで仕事をしたいママには、絶対活用してほしい制度の紹介でした!

全然案件とかじゃないので、安心してほしいんですが、もしWEBデザインやプログラミングなどのスクール探しをしているシングルママさんパパさんがいましたら、私が通うスクールをご紹介しますので、チャンネル概要欄のGmailからメールください!!
(令和5年3月31日まで)

シンママもちこのYOUTUBE

受給資格などはそれぞれ異なるので、絶対大丈夫とは言えませんが、
スクール自体は高等職業訓練の受給実績が多く、わたしも審査通ってるくらいの安心できるスクールとなっています。

スクール名ここで言っちゃうと案件みたくなっちゃうので、個々にメールください!

ほんとね、スクール探しが大変なんですよね・・・


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