飲むべきか飲まざるべきか

前もこういう記事書いた気がする……。

思考整理のために書いたのでまあどうでもいい記事ですわ……。

同人の知り合いがストラテラを飲み始めたそうなので、どんな具合か聞いてみました。

「健康な人の思考を味わえる。創作への影響は分からないけど、話を筋道立てて考えられるようになった気がする。ただ食欲が落ちて食べられないのが辛い」

えっいいことずくめやん？　そんないい薬なの？　

食欲不振？　むしろこの溢れ出る食欲が失われるならいいことじゃないか！

とか思ってたんですが改めてググってみると「頭の中が静かになって創造性が失われる」「アイディアが湧かなくなる」「人としてつまらなくなる」しまいには「クリエイターは絶対飲むな」

えぇええ……

「人としてつまらなくなる」って何だ！？　と思ったんですがそういえば私、家では常に熊のぬいぐるみ持って旦那に「こんにちは、ぐまでしゅよ～～」って話しかけてたわ（そして普通に答える旦那氏）

多分そういうのがなくなるのが「普通」ってことですかね……？　おぉ、確かに普通って何もないんだなぁ。そりゃ仕事も捗るし遅刻もしなくなるよなぁ。待ち合わせ場所に行く途中に可愛い看板みつけて「インスタに載せなきゃ！！」とか突然携帯で写真撮ったりしなくなるってことですもんね。人生の寄り道をしなくなるってことなんですかね、要するに。普通はそうなのかー…

「カラフルな日常がセピア色になる」っていう表現がめちゃくちゃ怖かったです。比較的コンサータの方がそういう症状は出にくくなるみたいですが、それでも創造性が落ちるのは変わりないのでブログ書くときはわざわざ抜いてるって記事までありました。う、うーん…

「面白いから」という理由だけで結婚まで出来ちゃったし仕事もどうにか今まで得てきたし、私がここまで生きてこられたのは「面白さ」のお陰のようなものなので確かにそれは困る…集中力はほしいけど書くモノがつまんなくなったらどうしようもないですよねえ

旦那にも「普通になるなら飲まないでくれ」って言われてるんですよね…普通は普通になってほしいから飲ませようとするのでは！？　というかそんなに自分がおかしかったのか…と今更衝撃を受けました。でも「面白くなくなったから」って理由で離婚ってほんとにやったらお笑い芸人かよって感じですね。

この脳に生まれて良かったか？　というとあまり良くないとしか思えないし生まれ変われるなら自分以外の普通の人間になりたいって今でも思いますが。思っていたよりも今の自分の感性が好きだったんだな、と今更気づきました。自分の脳みそにはゴミが詰まってると思ってたけど、そうじゃなかったんだなって。

子供の頃からの不全感で地の底まで落ちまくってる自己肯定感を取り戻せたら…些細なことで揺れ動く弱い心やフラッシュバックをなくせたらどんなに幸せだろう…と思ったのですが、私の場合引き換えに差し出すモノの方が大きい気がしてきました。ハガレンの等価交換を思い出しますねこれ。

あと１０年早かったら確実に飲んでいたと思うのですが、そうなっていたら今と全然人生違ったんでしょうね。

飲んだら人生が１８０度変わる薬ってそうそうない気がします。何の薬でも効用と副作用があるものですが、人格が変わる薬ってとんでもない劇薬ですよね。いろんな意味で。以前少しだけリタリンを飲んでたんですが、特に何の効果もなかったからなぁ…今回ばかりは躊躇いますねぇ。

ゲームの選択肢をつきつけられてる気分ですが人生はクソゲーなのでセーブもロードも出来ませんからね！　難しい～～。

まぁもし本当にお外で働かなきゃいけなくなってから考えよう…（先送り）