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BeautyJapan日本大会1stインスペクション③〜身延山久遠寺〜


山梨まんまくらぶ《若尾直子さん》から学んだお話。その1

『健康の対義語は?』


健康の対義語、今まで考えもしなかった。あの日、聞かれて初めて考えた。

私は『健康』という言葉は知っているし使う事もあるが『健康』という言葉と真剣に向き合った事がなかった。

ネットで調べると、
◼︎病弱
◼︎不健康
◼︎病気
この3つの言葉が出てきた。

直子さんは『生きる力を失ってる状態が不健康であり、死にそうなお年寄りが笑いながら死んだのなら、それは健康』と伝えた。


対義語は3つだけじゃない。
色んな考え方があっていいと思えた。

ちなみに私の思う健康の対義語は『不機嫌』である。

なぜか?
病は気からという言葉があるように、病気は気持ち次第で良くなったり悪くなったりするものと言うし、機嫌がいいと心も体も健康なイメージがあったからだ。(これ、伝わってますか?)

とは言え、私も
ずっと健康だったわけではない。


あまり人に話したことは無いが、
私にはこんなに過去がある。


あれは今から約20数年前…
タイトルをつけるなら、

15(歳)の夜。

私は15の夜、何の前触れもなく、立ち上がる事も、歩く事も、寝返りさえも打てなくなり、一夜にして寝たきりの人になった。


初めは軽い腰痛位に思っていた。が、しかし。
時間が経つにつれ、立ち上がれなくなり、力を振り絞って立てても壁に寄りかからないと体を支えられないのだ。


立つという1つの動作が、こんなにも大変で力が必要なんだと初めて知った瞬間である。


今まで力を振り絞らなくても立てていたのだから当然だ。

ーーー私の心は、え?何で?さっきまで普通に動けてたのに、なんで私、急に不自由になってるの?

信じられない。自分に起きてる現象が理解できない。時間をかけて、頑張って、頑張って立ち上がっても最初の一歩、踏み出す足が前に出ないのだ。

足が動かない…

辛い。痛い。
とにかく、この状況が苦しい!!

痛みに耐えきれず、限界に達した私は救急車を呼び病院に行き、そのまま緊急入院となった。

入院中の検査や着替え、シャワーなどで体勢を変えてもらう時は痛すぎて絶叫。

当然一人でトイレに行くことすら出来ず、寝たきりカテーテル生活。

私、もう2度と歩いたり走ったり出来なくなるんじゃないか?
まだ15歳だよ?
やりたい事たくさんあったのに。
なんて、ネガティブな事ばかりが頭に浮かんだ。

それでも、
リハビリを続けること1ヶ月。


少しづつ動けるようになり、歩行器を使えば1人で移動できるようになった。素直に嬉しい!!

1人で歩けることが、嬉しくて嬉しくて、病棟内を歩行器でグルグル歩き回った。


一人立ちまで、あと少し。
もう少し、もう少しだけ頑張れば1人で歩けるようになる。
希望が見えた瞬間だ。


当たり前と思っていた『歩く』という動作、これは当たり前なんかじゃなかった。

歩く事が、こんなにも素晴らしいものか。

歩行困難になった経験から、始めた知った歩く事の素晴らしさ。

当たり前なんて存在しないのかもしれない。全てが特別。世の中スペシャルが溢れてる!!


話がそれたが、『健康』という言葉と向き合った時、忘れていた過去の自分の体験を思い出した。

あの時の私は、
不健康だったのかもしれない。

さぁ!
立ちあがろう!

立ち上がったなら、
一歩踏み出そう!

歩ける所まで行こうじゃないか!

まっすぐ、真っ直ぐに生きよう!


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BeautyJapan日本大会
【日程予定】2022/11/25(金)
【開催予定場所】愛知県

7つのコンセプトをもとに
美しく社会貢献する女性を発掘する大会。

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