アートフルワールド

土曜日BSフジでやっていたアートフルワールドという番組をみた。

椅子の特集をしていて岡本太郎が作った椅子が紹介された。

その椅子は座面が平面ではなく凸凹していて人の顔のような造形になっていた。

椅子だからといってなぜ人が座りやすいようにデザインされなければならないのか。人も椅子も対等のものとしてつくられた、というような説明がなされていた。

そこでふと思った。日常を生きていると、つい人間がその他のものより上位に位置していて、人間が快適になるようにつくられていることが多い。

そして建造物も仕事も色々なものが健常者を想定してつくられている。なぜそうでなければならないのか?健康な人以外、人間以外のものも想定できる人間でありたい。

以前はアートが表現するものってなんだかわからなかった。アートはそれぞれ発信しているメッセージがあるんだろうな、それを考えて見ようと思った。

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