ロボットレター・鎮魂曲

企業向けの手紙営業代行サービスの案内がポストに入っていた。『ロボットレター』というらしい。

ロボットが手書きで一文字一文字
手紙を書き上げるというのだ。
(その様子は動画で見ることも出来る)

手書き独特の温かみが、読む人の心に届くのだという。よって、同じDMでもロボットによる手書きにした方が反応率が良いとのこと。

ロボットが書いても“手書き”と呼べるのか?ここで言う“温かみ”とはどういった定義になるのか?
ン゙ヒッ 認知科学やら哲学やらが領域展開を始めてしまうやろ!などとキショい考えも浮かんでくる。

とにかくこれは、令和の技術と昭和の価値観が生み出した合成獣である。(個人の感想です)
といいつつも、ロボットレターで商談まで行き着いた企業カップリングがどんな組み合わせなのか気になってはいる。



手紙といえば、確かに知人からもらったら悪い気はしないだろう。むしろ嬉しい。
誰からもらったら嬉しいか、今一度考えてみる。
※ただし、アンジェラ・アキは除くものとする。


■春名ヒロ子
「とっとこハム太郎」のキャラクター、通称ロコちゃん。ハム太郎の飼い主である。
大学生になったロコちゃんからの手紙が欲しいのだ!!ヘケチョ
彼女は小5にして毎日の出来事を日記にしたためていたため、分筆力には期待を抱いてしまう。お馴染みの「今日はとっても楽しかったね。 明日はもっと楽しくなるよね、[=名前]!」で締めくくられることが予想されるため、読み手を前向きな気持ちにしてくれるだろう。いいや、全く逆で、厭世的な末文になってしまっていたとしても、それはそれで良いのだ!


■倖田來未(留置所からの手紙)
そこそこ重い刑を受けるが、
「ちょうえき52年〜〜???ながすぎ!!!ハニーフラッシュ!!」
みたいな景気の良い手紙が送られてくる。エロカッコイイは伊達じゃない。


■小嶋元太(地獄からの手紙)
名探偵コナンのキャラクターで、うな重が大好物。
生前はメール文化を生きていた元太であったが、
地獄では手紙しか書くことが出来ない。

生前の元太のメル画

地獄での苦しい生活を綴った手紙は、我々にささやかな幸福とは何かを教えてくれる。



頑張って3人に絞ってみたが、自分が送ることは考えてなかった。いきなり送って誰かをビビらせようか。

ともかく、ロボットには人間洗濯機の方を期待してるから、ヨロシク!

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