扇風機の有能さ

世の中が「もうすぐゴールデンウイークだ」と騒がしい。
何をそんなに今から浮ついているんだ、と思っていたのだが、どうやら来週がそのＧＷ。

4月は出会いと別れの月というけれど、その4月自体とこんなにも早くサヨナラしてしまうとは。

そんな今年（2023年）のＧＷだが、その直前の土日、ＧＷ序盤ともに天気が悪くなることが予報されている。
お出かけを予定している人たちは気の毒。

さらにさらに、ＧＷ終盤は天気が回復し、とてつもない猛暑になるのだという。
ここ10年くらいずっと言われている気がするが、本当に寒暖の差がすごい。
こんなことをメリハリと言いたくはない。もうちょっとあいまいな部分があってもいいと思う。

そんな、時々暑い日が出てきている昨今だが、さすがに4月から冷房を付けるというのは何となく罪悪感があるもので。
でも暑いとどうしようもないわけで。

そこで役立つのが、やはり扇風機なんじゃないかなと思うのだ。

実は一人暮らしを始めて15年になるが、この度初めて扇風機を購入した。

今までは暑ければ冷房を付けていたし、中途半端な陽気の日は窓を開けたり室内でほぼ全裸になったりと、何とか耐え忍んでいた。

しかし今回扇風機を買ってみて、はやりコイツはすごいヤツなのだなと改めて認識するに至った。
ただただプロペラを回し、部屋の空気をかき回しているだけで、十分役目を果たしている。
そしてそれがちょどいい。

何の過不足もなく適度な快適さを与えるこの家電に、今年は世話になろうと思う。