見出し画像

【育児】大人も楽しい、絵本たち

最近子は、自分で絵本を読みたいらしい。

もちろん、字はまだ読めない。
小さいころからずっと読み聞かせていたお気に入りの絵本を持ってきて、テーブルに置き、めくりながら暗記しているほんの一部分を声に出す。発している言葉とページがあってないことが多々あるが、とても成長を感じる。

そして、私にも絵本を持ってきて、それぞれ一緒に読もう!と誘ってくることもある。子は隣で絵本を読んでいるが、私も絵本を読んでいるのを確認するとこちらの絵本をのぞき込み、「コッチがいい!」と言って奪い取られる。子が投げ出した本を手に取って私が読みだすと、また「コッチ!」と言って奪う。なんと表現すればいいのかわからない、この時間がすごく楽しい。

昔からある絵本もすごく良いのだけれど、最近の絵本も素敵なものが多くて、我が子にはまだ早いけれど出会うたびについ買ってしまう。

これは子供が興味を持つまで、私の本棚に置いといてたまに私が読むことにして、しかるべき時が来たら子にも読み聞かせようかな、と思っている。

その一部をご紹介。

『すいかのプール』  アンニョン・タル
この発想は絶対子供好きだよなーって思う。
歩くたびにさっくさっくと鳴るのが楽しい、二つに割った、巨大なすいかの真っ赤なプール。皮でつくる滑り台、雲のシャワー、そして夏の田舎の風景。夏の間に何度も読みたい。想像力を刺激してくれる一冊。

『ねえ、おぼえてる?』  シドニー・スミス
母と子が「ねえ、おぼえてる?」と言いながらベッドの上で向き合い、今までにあったことを断片的に振り返りながら会話していく、というお話。
世界中から注目されている絵本作家、シドニー・スミスが自身の体験をもとに三年がかりで書いたという作品。母と子の会話だけで、この家族の過去に思いをはせ、主人公の男の子の強いまなざしに心を打たれる。何度も何度も読んで思考を巡らせたい。そんな本。

『もしぼくが本だったら』  ジョゼ・ジョルジェ・レトリア
この題名と表紙絵を見た瞬間に買うことを決めていた。本好きの大人の方にもぜひ読んでほしいし、子供にも想像を膨らませながら読んでほしい。絵もかわいらしくて、字のフォントにも味がある。装丁が素敵な絵本。



子供がもう少し大きくなって物語が理解できるようになったら、エルマーの冒険やハリーポッターシリーズなどの少し長めの本を毎日ちょっとずつ読み聞かせしたい。

そして親子で感想を言い合うのが近い将来の楽しみ。すでに今からワクワクしている。



この記事が参加している募集

この記事をもし気に入っていただけたらサポートをお願いします! サポートは今後の記事作成のための書籍購入に使わせていただきます。