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【051】最近観た映画の感想【あの】
こんにちは! あのです。
自分でも理由はわからないのですが、急に映画が観たくなり、先週なんと3本も観てしまいました。映画好きの方なら普通なのかもしれませんが、ほとんど全く映画に触れてこなかった私には、かなりの大ニュース(?)です。一週間で平均したらほぼ2日に1本ですよ。
どれも良い作品だったので、今回はその感想を綴っていこうかなと思います。ネタバレはしませんので、まだ観たことのない方も安心してお読みください。
1. 死刑にいたる病
YouTube観てたらたまたま↑の予告編がおすすめに出てきて、面白そうだから観てみるか! となったのですが、結論から言うとめ〜〜〜っちゃ面白かったです。以下にあらすじを引用します。
史上最悪の連続殺人鬼からの依頼―それは一件の冤罪証明だった。
ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。
それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。
「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。
過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、 事件を独自に調べ始めた雅也。
しかし、そこには想像を超える残酷な事件の真相があった―。
一番はやはり、ストーリーの良さですね。
先が読めず、終盤やっと落ち着いたかと思ったら本当に最後の最後で「え〜〜〜!!?!??!」となりました。目を見開いたままエンドロールを眺めていました。マジで。原作の小説買おうかめちゃくちゃ迷ってます。
キャストの方々も名演でしたね! 特に殺人鬼・榛村役の阿部サダヲさん。善人を装うサイコパスの演技が上手すぎて、とても怖かったです。私はホラーが好きなのですが、やはり一番怖いのは人間だなと思いました。
あと岡田健史さんがかっこよすぎて、観終わったあとも何度も思いを馳せて(?)しまいました。暗いイケメンって良いですよね。
ただ拷問シーンがエグめなので、グロいのが苦手な方は視聴注意ですね。私は痛みの想像がつかなさすぎて逆に平気でした。
2. チェチェンへようこそーゲイの粛清ー
世界はこの大罪を止められるか
ロシア支配下のチェチェン共和国で国家主導の”ゲイ狩り”が横行している。同性愛者たちは国家警察や自身の家族から拷問を受け、殺害され、社会から抹消されている。それでも決死の国外脱出を試みる彼らと、救出に奔走する活動家たちを追った。本作品では、被害者の命を守るため、フェイスダブル技術を駆使し身元を特定不能にしている。
ドキュメンタリー映画なのですが、タイトル&あらすじからお察しの通り、めちゃくちゃ重いです。実際の暴行や事件現場を撮影した映像が何回か流れるのですが、あまりに痛々しくて涙を堪えきれませんでした……。
本当に同じ時代に起こっている出来事なのか、と疑ってしまいます。いっそフィクションだったらどんなに良かったか……。ただただ理不尽な現状に、怒りを覚えました。
そして今もなお、自身の身を挺して被害者を支援する活動家の方々に、敬意を表します。
3. 小さな恋のメロディー
※ちょっと著作権が怖かったので、画像や予告編動画は挿入しません。
少し前の映画ですが、映画好きの父に勧められ観てみました。
あらすじとしては、ロンドンの公立学校に通う気弱な少年ダニエルが、親友(悪友?)のオーンショーに出会ったり、さらに同じ学校に通う少女メロディに恋をしたりする、青春ストーリーという感じでしょうか。
これも良かったですね〜。私も小学生とか中学生のうちに、もっとはっちゃけておけばよかったかなーと思いました。映画内の生徒ははっちゃけすぎ(爆発物製造、校内で喫煙、授業をフカしてデートetc.)だけど。
イギリス特有の階級社会の描かれ方とか、大人と子どもの対立とかも良かったのですが、個人的にはオーンショーが好き過ぎますね。
素行は褒められたもんじゃないけど、それまで友達と遊んだことのなかったダニエルに遊び方を教えてくれたり、からかいはしたものの最終的にはダニエルの恋を応援してくれたり……とても12歳そこらとは思えない男前でした。こんな友達欲しい。
私の言葉では語りきれていませんが、どの作品も面白く、観てよかったと思える名作でした。週末など、たまには映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?
もし皆さんのおすすめの作品がありましたら、教えてください。それではまた。
2022.05.24 あの
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