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人間の食べ物に興味のない猫


フリスコは人間の食べ物に興味がなかったが、私たち夫婦が食事をしていると一緒に隣で食事をしたがった。

あんなにご飯を用意しろと催促するのに実際にはあまり食べず、同じ空間で「食べる」という同じ行動をし満足しているようだった。

唯一フリスコがキッチンテーブルに上がり、興味津々に匂いを嗅ぐものがあった。

たまごボーロを一回り大きくしたような子供用お菓子。 

スロバキアでは大人もよく食べていて、ケーキに使ったりもする。

ボーロを食べることはせず、匂いをひたすら嗅いで舐めて楽しんでいた。

その姿を見るのが私は好きだった。

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