言葉にすることの大切さ
「何がしたいって特にないんだよね」
社会人2年目の年が終わろうとしている今、
面談があったりする時期なようで、
こんな言葉を友人からこの1ヶ月で3回ほど聞いた。
実はこの言葉は私には理解できず、
なんとなくその場をやり過ごそうと
「そうかー」なんていうすぐに消えてなくなってしまうような言葉で返した。
◎
いつか児童書の編集者になります
そうnoteで書いた2年前の自分を読み返した今、あれは大好きな松谷みよ子さんが亡くなったときのことだったなぁとふと思い出す。
実は、10年以上もの夢であった
春から児童書の編集者になる。
まさかこんなにトントンに叶ってしまうとはと正直驚いていて、
臭い言葉にも聞こえるが、
本当に「夢は願い続ければ叶う」のだと
心から思った。
◎
「オモチはいいよね。やりたいことがやれて」
こんな事を言われることもあるが、
実際のところトントンでもなければ、やりたいことをストレートにやれていたわけでもない。
新卒採用では全滅し、
一度は絶望だと思った3年前の夏。
普通ならそこで諦めて違う道に進む人がほとんどだろうが、どうしても諦められなかった。
だから、こうして
フリーランスで大学生のころからしがみついて、
遠回りしてでもどうにかここまで来た。
やりたいことをやれていたって、
某広告会社なんか軽く超えるくらいには働いていたし辛いことだってある。
どんなことも一長一短なのだ。
「なら、自分もやればいいじゃん」
人を羨んでしまうくらいやりたいことがあるなら、やればいい。
遠回りしたって、今はぜんぜん違う場所にいたっていい。
叶う根拠なんてなくたって、
周りから無理だろうと思われたっていい。
やりたいことがある人は、
絶対に言い続けて、
願い続けてほしい。
「言霊」は必ずあるから。
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