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心震える1冊 木村俊介『インタビュー』

最近読んでいる本のうちのもう1冊がこちら。

ライターを生業とするなかでも、特に「インタビュー」が大好きな私にとって、勉強になるのはもちろんのこと、共感する以上に、自分の実体験で感じてきたことまさに!という感じのことが書かれていて、心が震えまくっています。
今日読んだ中で特に心震えた箇所はこちら。(それ以外にも震えているけれど、あまりに多すぎてまとめが追いつきません笑)

この「文章によるまとめ」の段階でなにを選ぶかによって、質問する時点でもそうではあるものの、最終的なインタビューのまとめにはかなりの部分、取材者の常日頃からの考えや、ものごとを見る立ち位置などもはっきりと反映されていく。
そうして、「いまならではの声を、なにかからの引き写しや孫引きではなく、生きている本人からじかに聞いた一次情報として呼びこめるという独創性のあるところ」と、「聞いた話のうちのなにをどのように伝えるのか、という意味では取材者の問題意識まで伝えられ、意図やメッセージ性のある視点をアプトプットしやすいところ」との組みあわせによって、他力と自力が均衡しているのがインタビューと受けとめられるのではないだろうか。

まだ読み終えていないけれど、読み終えた後もきっと、教えを乞い、自分の行動を確かめるための拠り所とする1冊になりそうだと感じています。

と同時に。
この本に頼り切るのではなく、
私もいつかは自分のやっていることを自分自身の言葉で語れるようになりたい。そんな新たな目標も浮かんできました。


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