絵が上達した。~絵日記学を学んで私ができるようになったこと⑪~
大人の絵日記学では、絵を上手に描くことを教えていません。
それは、講座の目的が自分と向き合い、自分の本当の気持ちがわかるようになることだから。それができて初めて、心から幸せな自分になれるから。
そのため、「講座を受けたいけれど絵が苦手で…」とためらう人でも問題なく受けられます。逆に言えば、上手な絵を描いて、きれいな絵日記を仕上げたいという人にはもの足りないかもしれません。
HPなどでの講座紹介でもそんな風にお伝えしています。
ですが!
なんと!!
絵日記講座を受け、絵日記を描き続けていると、あら不思議。
結果、絵は上達していきます。
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私も絵が下手くそでした。
フリーペーパーなどの制作・編集をする会社に勤めているので、紙面のイメージをデザイナーに伝えるためにラフを描くことが少なからずありますが、デザイナーたちに毎回のように失笑されるのが定番になっているくらいです。
お墨付きの下手さです(笑)
だから、絵日記学を習い始めた最初のころ、絵日記に登場する人物は見事な棒人間でした。表情のパターンも少なく、感情をより表現するのには色や線の雰囲気を駆使していました。
(初期の絵日記)
でも、絵日記学をはじめて4年ほど。
気づけば絵日記の絵が、初期の頃とはずいぶん変わったなと自分で感じています。
(だんだん、人は人らしく…)
(食べ物は、その美味しさを残したいがゆえに、より力が入る笑)
もちろん、正当な美術の観点から見たら評価に値するレベルではありませんよ。
何かのコンクールで入賞できるようになるかというと、それは別の教室に通ってくださいという話です。
ですが、自分が本当はどんな気持ちで、どうなりたいと思っているのかを理解するための絵日記においてはすごく重要な、自分の感情をリアルに表現する力は格段についたと言えます。
自分が今(あるいは、絵日記にしたためている事が起きた時点で)しているであろう表情を、しっくりいくように描けることが多くなりました。
そしてそうなれたことによって、自分のリアルな感情をよりキャッチできるようになれました。
(そしてリアルにキャッチできるようになるほど、また絵は育ちます。プラスのスパイラル!)
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感情や気持ちというものは、形があるわけでなく、目に見えません。
自分の中に湧いているもので、一番身近にいるのは自分のはずなのに、意外と本当に理解できていないことが少なくありません。
でも、絵日記という形で紙の上に描き出すことで、
しかもそれを綺麗な言葉に繕ってしまうのではなく、
絵という抽象的なもので描き出すことで、抽象的な感情がありのままに見えてくるのです。
それこそが、本当の自分の思いを知り、自分がどうなりたいかを理解し、その先に幸せな生き方へ自分自身を導いていくために必要なことなの。
同時に、自分の中から取り出し、少し離れた位置から眺められるようになるので、感情という主観的なものを客観的にとらえることができます。
私は感情が豊かすぎるところがあって、時に自分の感情に飲み込まれ、思考停止してしまうことがとても多かったです。
でも、一旦自分の内側から感情を引き離すことで冷静になれ、その感情の裏に実は隠れている思い(思い込み)に気づくこともできるようになりました。
ちょっと込み入った話になってくるので、今日のところはここまでにしておきます(笑)
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とにもかくにも、絵の上達を目的としていない絵日記学ですが、学ぶと絵が上達します。
その時には、きっと自分の本当の気持ちがどんどんわかるようになっているはずです。
さて、そんな絵日記学にはお試し講座があります。次回は7月。
先生がだんだん本講座・続編で忙しくなりつつあるので、お試し講座を受けられる機会は貴重ですよ~
気になっている方は、飛び込むが吉!! → → → http://enikki-gaku.com/kouza-2
(自分の中での最高傑作。「渾身の泣き顔絵日記」笑)
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