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見えている物だけが存在しているとは限らない。

注:怖い話ではありませんので、安心してお読みください(笑)

これを思ったきっかけは、先週たまたま耳にしたラジオの特集がきっかけです。
佐々木かをりさんという方をゲストで、テーマは「時間管理術」。
(聴き逃しサービスの期間は過ぎてしまいましたが、一部抜粋の形ですがテキストがアップされています。https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/gogoradi20200319.html?fbclid=IwAR3DZpiGt69Z-zMqwYcrqSNEQ2tty-lg5ilZ7vESYoy55aaABFx-YTOUY48

はじめのうちは、聴くとはなしに聴いていたのですが、
いくつかの言葉が自然と耳に届き、心に響きました。
「約束管理と時間管理は違う」
「約束のない時間帯の管理が満足度に影響する」
「自分を主体的に動かすようにする」
「(実際に手帳に時間軸に沿って予定を書いてみると)空いている時間が見えてきた」
「脳内にある予定を手帳にアウトプットすることで、自分との対話が始まる」
などなど。

影響されやすいと言われればそれまでですが、納得できる部分が多かったので、
佐々木さんが自身の時間管理術に基づいてプロデュースしている手帳『Action Plannner』を先日購入してきました。(ちょうど4月はじまりに間に合うし!)

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放送の中で、佐々木さんが「カレンダー型の手帳が向いているのは約束管理。約束が多い日は、枠が文字で埋まってしまって、それだけで忙しいと思いがちだけど、文字が多いだけで必ずしも拘束時間が多いわけではない」というようなことを言っていたのですが、「確かに~」と目から鱗。ちょっと笑ってさえしまいました。
この時、私たちが見ているのは、「予定が(複数)ある」というざっくりとした事実のみ。
でも、『Action Plannner』は1日ごとに時間軸が書かれていて(しかも、たいていの人の稼働時間である朝6:00~夜11:00というところがまたミソ)、予定がある場合は、それが何時から何時までかを書き込むようになっています。

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すると、〝予定で埋まっている時間〟が一目瞭然になります。(まだあまり書き込みがないのでわかりづらいですが)
ざっくり〝予定がある〟ではなく、〝〇時~〇時は予定がある〟と具体化・具現化されるわけです。

そして同時に、ここが重要なのですが、
予定で埋まっていない〝空いている時間〟も見えてくるのです‼

今まで散々、時間がない時間がないと言っていたけれど、
時間が〝ない〟わけではなく、〝見ようとしていなかった〟と表現する方が正しかったと言えると思います。


この見えないものを見ようとすること、見える化しようとすることは、私が学び続けている、『大人の絵日記学(https://enikki-gaku.com/)』ともとても共通しています。

絵日記学の場合は、時間と同じく抽象的な「感情」を見ようとし、そのツールとして絵日記を使います。(その目的が、自分を主体的に動かし、幸せを目指すという点も共通しています)

日々、瞬間々々、私たちの心には様々な感情が生まれています。
でも忙しかったり(我々大人は忙しいを言い訳にしがちですね)、その場の状況や環境、人との関係性の中で、それを十分に表現したり味わったりすることが難しい場合があります。
それは仕方のないことですが、
時々、感情に無理やり蓋をしてしまったり、その感情がないかのように見て見ないフリをしてしまうことがあります。
でも、そこにあるのにないものとして扱えば、その感情は〝ある〟ことを知らしめようと働きます。
感情の爆発や人との衝突など不具合や問題として生じるのはそういうわけです。

絵日記学では、モヤモヤやイライラ、ザワザワなど、上手く掴みきれないけれど確かにそこにある感情を見ようとし、
それによって事実や自分の思いの状況を理解します。

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そこから、じゃあ、自分にとって幸せな選択はなんだろうと考えていくことができるのです。

感情も、時間も、そのままでは目に見えません。
でも、ちゃんと存在はしています。
だからそれをきちんと見ようとして、見える化して、尚且つ、それを自覚的に扱うこと。
それが、どうやらとっても大切なようです。佐々木さんの時間管理術の話を聞いていて、改めて思いました。

絵日記とAction Plannnerという、見えないものを見える化するためのツールを2つも手に入れちゃった私は、もしかして最強かも!?(笑)と、単純な私はテンションが上がっております。
今後の自分自身の変化が楽しみです♪♪♪



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