東京学芸大生は油絵ができません。

「東京学芸大学出身です。」
こう伝えた時に、
「すごいね。」
と言われます。
これは自慢ではありません。
なぜかというと
この後に必ずと言っていいほど
「芸術大なんてなかなか受からないよね。なにやってるの?」
と言われるからです。

私が今、声を大にして言いたいのは
「東京学芸大学は芸術大学ではありません。教育学部の大学です。」
ということです。

言わずもがな私も東京学芸大学の出身です。

東京学芸大学は教育学部に特化しているということもあり、教師をやられている方には存じてもらえていることも多いです。実習などに行っても、東京学芸大学なんだね!とおっしゃっていただけることも多いです。

ただ、一般的にはあまり浸透されていない学校なのかなと感じることが多いんです。
私は、「学芸大学なんだね!!」と知っているようなそぶりを見せてくれた時でさえも、本当にこの人は東京学芸大学を知っていっているのだろうかと疑問に思ってしまうクセがついてしまいました。

なぜか。
それは以下のやり取りを見てほしいのです。

大抵、親戚や初対面の人と大学の話題のなったとき…

「どこの学校なの?」
「東京学芸大学です。」
「学芸大学か!すごいね!」
「ありがとうございます。そんなことないです。」
(わー知ってくれてるんだ。うれしいな。)
「芸術ってなにやってるの?」
「えっ。あ、東京学芸大学っていうのは、教育学部の大学で…(かくかくしかじか)」

東京学芸大学生なら一度はあるでしょう!!
この1セット!!!!!

私は自動車学校で、
「へ~。油絵とかやってるの?」
と聞かれたときは側溝にはまりそうになりました。

また知り合いに深刻そうな顔で
「君は芸術で生きていくことを決めたんだね…それも君の決めた道だから応援するよ。」
と言われたときは、訂正しづらすぎてそのままにしてしまいました。

お分かりの通り(?)、東京学芸大学と東京藝術大学とを勘違いしちゃってしまう人が多いわけですね。

大抵の人には「教育学部の大学で…」という説明をしなければならず、大学名名乗るのが少し億劫になってしまいます…。

そのため、今回は東京学芸大学を知ってほしいがために、自己満足でこのブログを書きました!
ちょっとでも学芸大学のことを知ってくださったら嬉しいです!

東京学芸大学は教育学部に特化した、教育学部しかない少しイレギュラーな国立大学です。
国立大学なんです!東京の!!しかも略したら“東大“だよ・・・・(?)。

東京の小金井市というところにあり、物静かなところに建っています。キャンパスは小金井キャンパスのみです。
新宿から中央線で、30分くらいで着きます。

ここで、あれ?東横線に学芸大学駅ってあったよな?と思ったそこのお方!
ナイスです~。

その学芸大学駅で降りても、東京学芸大学にはつかないんです!!
東京学芸大学の最寄は国分寺駅という駅なんです。最寄と言っても歩いて20分くらいかかりますが…。

ではなぜ東横線に学芸大学駅が…?
東横線の学芸大学駅は昔、東京学芸大学があった場所に作られた駅なんですね。昭和39年に大学は小金井の方に移転してしまいましたが、駅名はそのまま残ったみたいです。今は学芸大学駅の近くには、学芸大学の附属の高校があるはずです。
(なぜ大学は移転したんでしょう、そのままでよかったのに・・・)

もし、東京学芸大学の学祭に行くぞ!ってなったときは、お間違えの無いように!

校風について、私の印象ですが、学生の特徴は派手過ぎず、どちらかというと落ち着いた印象の学生が多いと思います。ジャージで授業受ける人もたくさんいます。そんなゆったりとした校風は、好きなところの一つです。
授業も少人数も多く、こじんまりとしています。

長くなっても読みにくいと思うので、今回はここまで!

まぁ、要約すると皆さんに覚えておいてほしいのは、
学芸大学は芸術大学ではないということです!(笑)

教育学部についてとか色々話すべきなんだろうけど、
もうそれだけ伝わればいいや(投げやり)。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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