2023年1週間目の音楽日記

2023年1週目

1/1
太陽のチョモランマトマト麺(どついたるねん)
個人的にすごく夏の曲のイメージ。
だけど河原沿いを散歩しながら聞いて、正月の平和な感じとすごくマッチして良かったので。
毎年1月1日は地元の友達と初詣に行って、いまいち会話が盛り上がらずに大体アナーキーインザ1Kを聞いている。でも今年は太陽のチョモランマトマト麺で始まる一年。
良いものになりますように。


1/2 保育園落ちた、吉田死ね(水中、それは苦しい)
もしかしたら去年出会った曲で一番好きかもしれない。タイトルも曲の内容も正直割と面白いんだけど
面白さよりもノリの部分で気に入ってる。
タイトル、少し左界隈へのアイロニーのようにも捉えられるけど
個人的にはアイロニーなんかじゃなくてただのジョークだと思う。
確かTwitterでジョニー大蔵大臣があけおめツイートに
「吉田死ね」って曇った窓ガラスに書いた画像を載せてたのを見て思い出したように聞いた。


1/3 声(ロンブー)
録画したクイズ!正解は一年後を見て、その中で出てきた一年後メンバーが歌ったブルーハーツのコピーアルバムを聞いて
「そういえばロンブーの声割と良かったな」って思い出して聞いたらやっぱり良かった。
当時のノリなのか青春パンクっぽくて良いね。パンクロック万歳


1/4 歩いて帰ろう(斉藤和義)
この日は一日有給で正月休みを延長させてたんだけど午後3時くらいから
「明日から仕事だ…」ってめちゃくちゃブルーになってた。
嫌だなーって思いながらタバコ吸ってたらこの歌が流れ始めて号泣しちゃったからランクイン。
ちなにみほかにもフラカンの深夜高速とかせっちゃんのアゲハとかバズマのナイトクライヌードルベンダーとか
この日はとにかくロックンロールが最高だった。
全部の歌詞良いんだけど仕事の前日はやっぱり2回目のAメロ(急ぐ人に操られ〜)からが染みる。
仕事しんどいけど、なんとかまだ頑張れる。でも「頑張れる」で頑張ってるつもりになってるけど、本当は別の選択肢を選んだり考える事を、ビビって放棄してるだけだから、
同じような、「嫌だ…行きたくない」って朝がこれから一生来続けるんだろうなぁとか思った。
ノリ的には「そんなもんなんだから、たまには歩いて帰ろうぜtake it easy」みたいな感じなんだろうけど、少しズレた受け取り方をしてるなぁと思う。
あとこの曲、俺ら世代だとポンキッキーズの思い出補正もあって、余計良く聞こえるんだろうけど
俺ポンキッキーズ見てないから、その補正無しでもめっちゃよく聞こえる。本当いい曲だね。



1/5
Z女戦争(ももいろクローバーZ)
なんでか分かんないけど仕事の休憩中頭の中ですげー流れてて
帰り道に聞いたらめっちゃ元気出た歌。
この曲、やくしまるえつこ感もすごくビンビンに出てるんだけど
ももクロ感もめっちゃしっかりあって
本当に双方のバランスが取れたすごい曲だと思う。
終わりなき革命の影響もあるのか、やっぱりあの頃のももクロって、すごくヒーローが似合うよね。
それも、おジャ魔女ドレミとかプリキュアみたいな感じじゃなくて
本当に「なんとか戦隊!なんとかジャー!」みたいな、
男の子が見るタイプのヒーロー。(曲のPV及び終わりなき革命の影響でそう感じてるだけかもしれないけど)。
それまで正義の乙女というヒーローとして頑張って戦ってるのに
ラスサビで「本当は誰かに甘えたい」って弱さを見せる感じも、でも歌の最後では、また強いヒーローとして立ち向かってくる感じも良い。この曲についてはチンタラ長々と色々書きたい。



1/6 アゲハ(斉藤和義)
友達の結婚式でなんかオリジナル曲披露してくれって言われてて、どんな曲にしようかなーって思いながら
明るい曲色々聞いてる中でこれも聞いて、改めて7やっぱこの歌好きだな」ってなった曲。
22歳の彼女は今日も夢を見ている〜がすごく好き。
いつの間にか作り笑い見につけて、それによって手に入れたほんの少しの生きやすさと引き換えに、何かは分からないけど確実に何かしらを無くしちゃった寂しさみたいなの、28になった今でも俺は感じてるもん。
33歳の彼女が許してあげようと思ったのは、そんな自分のことなのかな?それによってまた22歳で消えてったアゲハが戻ってくるのって希望だね。



1/7 借り物競走(フラワーカンパニーズ)
ネイキッドがサブスク解禁されてることに気付いてとりあえず一通り聞いた。その中で一番最初に「おー!」ってなった曲。1回だけビレッジマンズストアのツアーのファイナルの時聞いたのをすごく覚えてる。
圭介さんの声が個人的に結構好きなんだけど、この歌サビは圭介さんブルースハープ?を吹いてて全然歌わなくて
リーダーと竹安さんが歌ってるんだよね。
フラカン詳しくないからそういう曲初めて聞いたんだけど
二人のヌメっとした?滑らかな?歌い方が個人的にすごく好きだった。



1/8
WALK(HUSKING BEE)
ハスキンのWALKは年に一回くらいの頻度で聞きたくなって、毎回「やっぱり良いなぁ」ってなる。今年はこの日だった。多分来年まで聞かないけどやっぱり良い。英詞の良いところって、和訳するときに微妙なニュアンスを自分の一番理想的な形で変換して和訳出来るから、歌ってる内容さえ好きなら、かなり良い曲に聞こえるところだと思う。
この曲高校時代に和訳見ないで英和辞典使いながら自分で訳したんだけど、それ以来自分が一番好きなニュアンスで頭の中で歌詞が再生される。
ちなみにさっきバンド本人が日本語訳した歌詞見たんだけど、それだと個人的に微妙だった。


1/9 自転車 オレスカバンド
バイクの点検の待ち時間に久しぶりに聞いた。オレスカの自転車も何1くらいで聞いてる気がする。
トレイントレインとか、幸福のしっぽとか
歌詞がめちゃくちゃ好きになる曲は沢山ある。パンチラインがエグいとか、そんな比喩どうやって思いつくのかって感心させられる曲とか、なんでこんな俺の事知ってんの?ってくらい共感する曲とか。
でも情景描写の美しさに関しては、俺が知ってる中でこの歌はかなりトップクラス。
曲自体はすごく爽やかで楽しいノリなんだけど、歌詞が凄く切ないの。
切ないけど暗くなくて、切り取る情景も、それに対する心境も、言葉選びも全部美しくて全部好き。本当キラキラしてる。今のカッコいいオレスカも好きだけど、やっぱり俺は個人的にこの頃のキラキラしたオレスカがすごく好き。

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