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黒潮と玉子焼

海の中を見てみたい。そんな思いがあってスキューバダイビングを始めた。

講習は、和歌山県の南端、串本で行われた。

私は泳げない。だから海に入ることは命がけだ。どうしても海の中が見たい、その一心だった。講習セットの中にあったDVDを繰り返し見て本番に臨む。

タンクを背負ってレギュレーターを口にくわえてマスクを押さえながら何とか水の中に入る。そこから水の中に潜っていく。呼吸を落ち着かせて目を見開いて海の中を眺める。魚がいっぱい泳いでいるのが見えた!

深い所まで潜った時に知ったこと、黒潮って本当に黒い!

講習が終わるとログを書き、どんな魚を見たか他の参加者と語り合い、お酒を飲みご飯を食べる。

串本に3度目に来た時、和田金別館に泊まった。朝食の豪華さに喉鼓を鳴らす。玉子焼がめちゃめちゃ美味しい。また食べたい理想の朝食だ。みんなでご飯を食べるのって楽しい。「ダイビング=楽しい食事」みたいな記憶になっている。

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