彼氏ができたけど浮かれてばかりもいられない話

っていいながら超浮かれてるんだけどね！！！！

元彼と別れてちょうど1年。
そろそろ本格的に頑張らねば、となり、これまで何度か挫折したマッチングアプリをインストールした1ヶ月前。

今回のテーマは「事実と違和感」

・感情に流されひとりで浮かれポンチにならないこと
・裏を読みすぎて臆病になりすぎないこと
・少しでも「？」と感じる出来事があったら、会って情が湧く前に関係を切ること

これらを肝に銘じやりとりをしてみたなかで、音楽の趣味と笑いのツボが合う優しい彼氏ができた。

初めて会う日の直前に既読がつかなくなって、おびえながら「今日は決行？」とLINEすると、速攻で既読がつき「ごめんもう電車乗ってるよ！着いたら連絡しようと思ってたけどそっか、不安になるよねごめん」と謎に急な連絡不精を発揮する。
逆に考えると、当然約束の場所には来る人のよう。相手がその場に現れないっていうリスクを考えもつかないんだな、ということで逆に安心することにした。私ってすぐ逆を考えるから柔軟な一方でまじ危険。

その日は悪すぎる悪天候の中だったけどとても楽しかった。感情に波がないので、変に気を使ったり提案しなくて済んだ。むしろ心配りをいろいろしていただいてなんだか嬉しくなった。
一通り遊んだ最後に「家くるー？」って言ってきた時は「？いかなーい（笑）」と聞かなかったふりをしたという事件はあったものの、まあいいかということにし2度目の約束をして別れた。雨だったからの提案ということにした。（こういうとこ）

そんな感じで期待9割不安1割で取り付けた2度目のデートの約束は「出張が入った」と言われ流れた。その連絡が来て「おわったーーーーー絶対嘘やろうんこーーーーー」と思ったものの、大人の女だしこれで縁が切れてしまうかもと思ったので「出張がんばってね！」と当たり障りのない返信をし、以降連絡をせずひとりで不貞腐れた。
次いこ次ー！と思いながらも、かなりいいなって思ってたから結構悲しかった。ぴえん。

そんな諦めモードのその週末
「出張でドタキャンしてごめん！帰ってきた！」
と連絡が来てびっくりマウンテン。
どう考えても出張が嘘だと思っていたから、なんやねん本当に出張だったんかごめん、と謝り次の約束を取り付けた。

そこから連絡を取る中で、ああこの人ノリが合うなあ、考え方が好きだなあ、変な憶測しなくて良さそうだから安心だなあということが多々あった。私って恋愛については直感で生きる単純明快、恋する少女漫画脳OLなので、この時もうすでに「この人狙っていくわ」というモードであった。期待9割と一握の不安。

そしてやっと2度目のデート。
それはそれは楽しかったので、付き合うことになった。（省略がすぎる）

帰りに早々に色々な価値観について話した。彼は「この歳で別れるのって価値観の違いか会う頻度が少ないとかだから、先に確認しといたほうが良くない？」という作業的な面がある。MBTI管理者を強く感じて1人で笑った。でも私も1人で色々想像して無駄に期待して不安になる節があるので、先にいろんな話ができるのは嬉しいと感じるMBTI主人公。なのでむしろ話せたほうが良いということとなった。

そして3度目のデートはおうちでごはんを作って食べた。元彼にけちょんけちょんに言われていた手料理だけど、本当に美味しそうに、ありがたそうに食べてくれたので、安心したしそれはもう嬉しかった。嬉しがってたら、「喜ぶしありがたいに決まってるじゃん」と言ってくれ、彼女や他の人が料理作ってくれありすることに感謝するのって確かに当たり前だよね？！？！と麻痺した感覚にも気付かされた。元彼の呪い、恐るべし。

ただそんなのも束の間。大事件。
2度目のデート前のドタキャンの理由が嘘だったことを薄情された。いよいよ罪悪感に耐えられなくなったらしい。
やっぱりかよ！！！！言ったじゃん！！！！
超ため息が出た。

「出張って言ったけど友だちにバスケの試合に誘われて行きたくて...」だそうです。それならそうと言ってリスケを提案してくれたら私は悲しくならなくて済んだのに、嘘だと疑った自分を責める必要もなかったのに、と悲しくなって彼にちょっと怒った。でも付き合う前だし、そこまでの関係じゃなかったから今回は許すこととした。（こういうとこ）

私はドタキャンで意味もなくキレる女じゃなくて交渉のできる大人の女だから、ちゃんとやりたいことがあるなら嘘をつかず話して、必要であればちゃんと喧嘩しよう、と伝えた。すごく謝ってた。

でも私は次の日まで悲しかった。嘘への嫌悪がものすごくあった。付き合う前だから、と今回は飲み込むことにしたけど、まじで2度目はない。

ということで今日は4度目のデートです。
青椒肉絲が食べたいので作ろうと思います。

テーマ「事実と違和感」的には、この1ヶ月で色々あったけれど、今のとこ「むしろ女性慣れしてないし感情に疎いけど当然のように優しさを持ってるおもしろお兄さん」ということになりました。
私が欲しいのは安心と信頼や。
私が察して裏を読んで病みやすいことを知って、とにかく正直に真っ直ぐきてくれ！頼むよ！！！！