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2022/10/20 北海道5日目:運んでくれてありがとう

※北海道旅行の旅レポ5日目です。4日目はこちら


旅行から半年以上経ってしまったけどレポ。金カムのアニメを見ていてモチベが上がってきたからちゃんと書きます。


・ミッシングあさごはん

朝食が売りのホテルに泊まった。眺めのいい高層階で食べられるらしい。
でも、チェックインする時に翌朝は修学旅行生で混雑する見込みだと知らされた。わたしも朝早い予定だったから、やむなく朝食をスルーした。
修学旅行でこんなに良い雰囲気のホテルに泊まれる学生たちがシンプルにうらやましい。

バスで移動するよ〜。
早朝、通勤者だらけのバスターミナルに着いた。電車は改札やホームまで行けばなんとかなるけど、バスは地域によって並び方の違いが大きい気がする。列から少し離れたベンチで休憩するふりをしながら、地元の人の並び方を学んだ。

・開拓の村

無事に乗車できた。街中にあるバスターミナルを出て、いかにも車社会な道路を通ると、一気に森の中へ突入した。北海道博物館を通り過ぎたところで開拓の村に到着。

開いてから少し経つと学生の見学が常に2〜3団体ほどいるから、できるだけ早めに行ったほうが写真とか撮りやすいかも。

晴れてて広い
葉が色づいている
コンビニで調達したカステーラが朝ごはん

カステーラ、好き。北海道のアンテナショップで買ってみてから、見かけるたびに手に取ってしまう。普通にコンビニで売ってて嬉しくなった。

杉元ARをゲット。
後ろに映っているのは札幌停車場(開拓の村出入口)


開拓の村にある建物の多くが金カムに登場する。広くて周るのが大変という噂を聞いていたから、気になる建物を中心に見てまわった。

建物の名前をすべて紹介したかったけど手間がかかって半年くらい放置してしまったから、ふんわりと写真を載せる。

※以下「開拓の村」部分では、金カムに出てきたと思われる建物の写真が続きます。

金カムでは「札幌新世界ホテル」としてよく似た建物が描かれている。家永の初登場回。
漫画だと白で描写されていたから、もっとシックな雰囲気をイメージしていた。淡いピンク色という時点で意外!

やたら既視感がある。土方一派が寝泊まりしていたところ。
畳のある部分や縁側は立入禁止になっていて、一部分だけ建物の中に入れた。

土方歳三が視(み)える
尾形もそこにいる

北海中学校跡の中にある。江渡貝くん一家が家族団らんしていたテーブルだ。

学校の廊下にはところせましと風景画が展示されていた。開拓の村をテーマに絵画コンクールが開催されていたみたい。みんな上手すぎワロタ
来村者による投票コーナーを見つけたから、気になった作品に投票してみた。

旧龍雲寺。
土方一派が寝泊まりしてた寺の入口
寺の中にも入れる
お賽銭も入れることができた


しばらくすると修学旅行生が増えてきた。小学生もたくさんいる。校外学習かな。

茨戸の用心棒のところ
これがモッコか……
モッコが圧倒的に重そう

見覚えのある教会!

外側は関谷輪一郎の回想に出てきた教会、
中に入るとアシリパ・ソフィア・鶴見中尉がお話していたところ、だったはず。(うろ覚え)

あああああ
この椅子、見覚えがあるよーーーーー

数時間後にもう一度立ち寄ろうとしたら、何かの撮影をしていた。


おなじみの山本理髪店

中を覗いたら人がいてびっくりした。しかも尾形っぽい。そんなリアルにしなくても。

お昼は敷地内の食堂で屯田兵定食を食べた。いももち初体験!おでんに味噌をつけるのもはじめてだった。かなり甘めの味噌だったな。


この写真館は……!
谷垣が騙されてた現場だ!

写真館を2階に上がると、撮影スタジオがあった。光をよく取り込めるように窓が斜めに設置されていて明るい。

金カムの序盤で鶴見中尉と杉元が話し合っていた机と椅子。想像以上にコンパクトな空間だった。思えばこんなに序盤からバチバチだったな〜。

関谷の逃亡先
金カムにも出てきた雌雄判別器、
大正時代の物だった。
同じ部屋かは分からないけど、
関谷と門倉が話してたのと似てる場所


馬車鉄道にも乗った!短い間だけどゆったりと移動できて楽しかった。
6名くらい乗れそうな馬車で、乗客はわたしだけ。ちょっと優雅な気分になれる。修学旅行生相手に高みの見物してもって話ですが……。

馬車に乗っている時、なんで馬はわたしを運んでくれるのか考えていた。

わたしは人間にお金を払って、その人間が馬を動かしている。もし馬がやる気を失えばわたしはその場に放置されるけど、馬に対価を払っていないから文句は言えない。不思議な関係だ。

馬をコントロールしているというより、馬にお願いを聞いてもらってるって感覚だった。名前も知らない馬、ありがとう。


作中でヒグマに食べられてたかもしれない場所
作中で生首があったかもしれない場所


丸太で補強された入口 初めて見た

おそらく聖地とは関係ないけど、開拓の村の奥まった場所は木々に囲まれていて、それまでの賑やかそうな街からガラッと雰囲気が変わる。森みたい。本当に森だったかもしれん。

つい最近アニカムにも出てきた札幌停車場



・大移動

午後は新札幌→釧路まで移動。一気に330kmくらいの大移動だった。4時間半以上も電車に乗るのは初めて。シカと衝突することなく無事に着いて安心。

外の景色を眺めていたら、広い大地の上に街が点在している感覚だった。都市間の距離が長いから、人が集まる場所が集中しているんだろうか。

かなり聞いたことあるところ、帯広


釧路駅に到着。想像以上に都市だったから、都会じゃん……と思っていたけど、衰退が激しい街として知られているらしい。
わたしの地元も散々寂れていると言われていたからか、むしろ落ち着くくらいだった。


でもたしかに、この旅行の中で唯一、釧路でもらった地域クーポンを使いきれなかった。それが悔しくて今でも家に飾ってある。

セイコーマート(信頼)


到着した時間が遅かったからか、駅ナカのお店もほとんど閉まっていてお金を使える場所が少なかった。

それに、駅前を散歩していたら駅の目の前に廃ホテルを見つけて、ガラス越しにフロントを見たら20体くらいの仏像が安置されていたりと、旅行先で見るには十分すぎる体験もあった。(ぐぐったら事情がわかります)
ヒグマに会ったらどうしようと気を張ってるときよりも怖かった。


・その他



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