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黒田卓也(a Tak)LIVE 渋谷WWW

JAZZトランペッター 黒田卓也のバンド aTak(エイタック)のライブに行ってきました。
総勢15人のアフリカンBIGBANDのような構成のライブで、普段よく行くロックバンドのライブとは違う熱狂が渋谷WWWに満ちていました。

今回はじめて黒田卓也のライブに行きましたが、きっかけは彼がやっているYou Tubeラジオ。
何気なくクリックしてから完全に中毒になってしまい、
気がつけばライブ情報をチェックするようになっていました。
SNSでファン(僕)を獲得した、現代版プロモーションに成功したということになりますねw

YouTubeラジオの魅力については次のネタに書くとして、、、


ライブはラジオのトークよりもテンションのギアが上がって更にMCが面白いステージでした。
しっとり、クールなJAZZではなく、アフロ・ビートというファンキーなフレーズをビッグバンドでひたすら繰り返しながらグルーヴを上げていくスタイルで、1曲おそらく15分くらい。
普段聞くポップやメロディーで聴かせるものではないけど、ライブで一番威力を発揮するお祭りのような曲たち。

若い女性からおそらくシーンでは知られているプレイヤーがひしめくステージの中心に、恰幅のいい、アフロヘアを束ねてサイケデリックな衣装の黒田卓也が堂々と存在する。
それでこのステージはギュッとしまった印象になっていました。

音楽性も、ステージ上のプレイヤーも、「おしゃれな大人が聞く音楽」
というイメージでしたが、会場に行くとお客さんもみんなお洒落で納得。

いまエンターテイメントの会場に足を運ぶことが躊躇される時代に、自分の意思でアーティスト、会場をチョイスして会場に向かうという選択をした人たち。
自分のファッションにもスタイルを持っている感じがして、その場に自分がいることを誇らしく思うほどでした。

会場にいる皆それぞれが個々の状況のなかで我慢している。
その我慢の憂さ晴らしをしてくれるようなMC,バンドの演奏で、体が軽くなった気がします。

やはり音楽はいい。
ライブで日常から離れる時間も素晴らしい。
あくまで個々の価値観が一番ですが、
すこしずつでも、我慢の連続な日常をOFFして、思い切り音を浴びてみてはいかがでしょうか?

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