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冬の地中海って?マルタ島で過ごす年末年始。

明けましておめでとうございます🎍
今年は念願の海外年越し!ということで、地中海に浮かぶマルタ島で年末年始を過ごしてきました。

今回久しぶりのヨーロッパ、そして初の海外年越しということで出発までうっきうき✨
かと思いきや、実は行く前は不安でいっぱいでした。

Google画像検索で見つけた美しい港の写真に一目惚れして勢いでホテルと航空券を抑えたものの、

そういえば地中海って普通夏に行くよね…?
冬に行っても良い場所だっけ…?

とあとから疑問が湧き上がり。(予約する前に気づこう)
特に不安だったのが

・ずっと曇りでどんよりしていたらどうしよう
・年末休みでお店開いてなかったらどうしよう
・観光客いなさすぎて危険だったらどうしよう

といったポイントでした。
マルタ島の旅行ブログも色々と見ていたのですが、やはり夏に行っている方が多いので、年末年始の過ごし方に関する情報がなかなかなく…あったとしても留学中の方や現地在住の方のものがほとんどで、自分たちのような旅行者の情報がなく💦
あまり楽しめなかったらどうしよう!?と不安な気持ちに襲われていました。

結果的にこれらはすべて杞憂に終わる素晴らしい旅となったのですが、同じようにマルタ島で年越しする予定の方や、オフシーズンに訪問を考えている方の参考になればと、旅の思い出記録も兼ねてnoteに綴っていこうと思います✍🏻💫
カウントダウンイベントでは色々大変な目にあったので、そちらについてもスムーズに楽しむコツなど書いていければと!
マルタ訪問予定の方は参考として、そうでない方は冬の地中海を一緒に体感する気持ちで、ぜひ読んで頂ければと思います🛩


そもそもマルタ島とは

マルタ島。まるたとう。
国としての正式名称はマルタ共和国、地中海に浮かぶ小さな島国です。

Wikipediaより

日本との時差はマイナス8時間、直行便はなくフライトは最短でも18時間程になります。
(今回私達が利用したフライトは、イスタンブールで乗り継ぎ14時間の30時間コースでした🤣)
日本での知名度は高くはないものの、ヨーロッパ方面ではメジャーなリゾート地だそうです🌴
過去にはエリザベス女王もハネムーンで訪れたのだとか!

疑問その1:天気や気温はどんな感じ?

前情報では冬はしっかり寒く、日本と変わらないと書かれていたマルタ島。
ところが出発前に天気予報を見てみると…

tenki.jpより

…なんだか暖かくないかい!?
かなり暖冬な今年の東京よりも高い気温、特に最低気温が10℃近くも高いです。
そして現地での実際のお天気がこちら。

ぴーかん!!

暖かいを通り越して暑かったです🤣🤣
雨もほとんど降らず、ずーっとこの天気!
冷え込むのは朝方と夜遅くくらいで、日中は長袖1枚、なんならTシャツ1枚でちょうど良いくらい。冬物の分厚いニットやコートはほとんど出番がありませんでした。
お陰様でお天気にも恵まれて、青空の映える美しい景色を堪能することができました✨

イムディーナでのお気に入りの1枚

冬場は天気が崩れやすいということでどんより空も覚悟していたのですが、日中はサングラスが必要なほどに日差しが強く、終始晴れという嬉しい誤算☀
事前の天気予報は要チェックですが、街歩きがメインであれば炎天下の夏を避けて冬に行くのがベストかも!?しれません。

真冬とは思えぬ写真

海に入っている人も沢山いましたよ🌊
マルタで着るために可愛いコートを買ったのですが、水着を買うべきでした。笑

疑問その2:年末年始、お店やってる?

大晦日もお正月も盛り上がる日本と違い、ヨーロッパはクリスマスを過ぎると一気にお休みモードになると言いますよね。
そのため行きたいお店や観光スポットがほとんど閉まっていたら…!?街中も閑散としているのでは…!?と内心ヒヤヒヤしていました。
が、こちらも心配無用でした!

大晦日も賑わうヴァレッタ

観光客が大勢いるので、閑散どころか普通にワイワイしてました。笑
ちなみに訪れた場所と日程は以下の通りです。

12/29:ブジッバ、メリーハ
12/30:スリーマ、セントジュリアン、ヴァレッタ
12/31:イムディーナ、ヴァレッタ
1/1:メリーハ、セントポールズベイ

首都ヴァレッタを中心に、有名どころのお土産屋さんやレストラン、カフェはだいたい営業していたように思います💫
週1,2で定休日を設けているお店が多いので、年末年始の日程よりもむしろ定休日に気をつけた方が良いかもしれません。

メリーハのポパイ村
元旦も元気に営業中

ただし、騎士団長の宮殿や聖ヨハネ大聖堂といった歴史的建造物はお正月休みのところもあるようです。
確実に行きたい場所がある場合は、事前に公式HPで調べるか、メールで問い合わせて確認しておくことをお勧め致します👍🏻
ちなみに私達はGoogleMapの営業情報もかなり参考にしていました。外れていることはなかった(と思う)ので併せてぜひ参照を〜!

そしてこちらも嬉しい誤算だったのですが。
年末年始も街中はクリスマスの雰囲気が残っています🎄🌟

レストラン「Palazzo Preca」 

残っているといいますか、マルタ島の国教であるローマ・カトリックでは、12月25日から翌年の1月6日までがクリスマス期間なのだそうです(知らなかった!)。
そのため年末年始=クリスマスの真っ只中!
ヨーロッパならではの、きらびやかなクリスマスの飾りつけも楽しむことができるのです💕

イルミネーションもあちこちに

前倒しで冬休みをとるのが難しいサラリーマンとしては、年末年始もクリスマスムードを味わえるのは地味に嬉しいポイントでした🎅
やっぱり街全体がキラキラとして華やかになる、特別な時期なので…!
25日を過ぎた瞬間にサンタもツリーも消え去る日本とは対照的で面白かったです。

疑問その3:治安や人はぶっちゃけどう?

旅の楽しさを左右するこちらのポイント…マルタの治安や人柄についてです。
結論から書くと、どちらも

良い!!!!!

べりーぐっどです。
特に人柄は予想以上に暖かく優しく、素敵な思い出が沢山できました。
レジでお会計しながら「どこから来たの?」「日本から?今度行く予定だよ!」と会話が弾んだり。バスカードを売っているか聞いたら「ここにはないよ。でも〜〜に行くとあるよ!」と丁寧に道を教えてくれたり。
欧米で塩対応されがちなアジア人、英語も決して堪能ではないため色々覚悟はしていましたが、人懐こいマルタの人々にほっこりする場面ばかりでした✨

メリーハの協会と博物館
受付のおじさんがめっちゃ解説してくれました

治安についても特に問題なく。飛行機の関係で人の少ない早朝に出歩く場面もありましたが、危険を感じるようなことはありませんでした。
普通の海外旅行と同様、基本的なことに気をつけて過ごしていれば大丈夫かと思います👌🏻

番外編:カウントダウンで死にかける

冒頭にもちらっと書いていましたが…
全体的に順調な旅路の中で、唯一大変だったのがカウントダウンのイベントです。
首都ヴァレッタで行われるマルタ最大のライブイベント、早めに会場入りしたこともあって広場のど真ん中で楽しめたのですが…!

大盛り上がりの会場

特に入場制限もなく開けた広場で行われているため、次から次へと押し寄せる人の波。
私達はカウントダウン終了後にすぐ帰ろうとしたのですが、同じように帰る人の流れがある一方で、イベントは深夜も続くためこれから来る人の流れもあり…交通整理が一切されていないので大混雑でもみくちゃになってしまい、抜け出すのが本当に大変でした💦
帰りはバスを利用したのですが、バス停もやはり激混み。日本のように並ぶ習慣もないので到着した途端に皆が乗ろうと詰めかけ、押し合いへし合いに…
なんとかホテルへ辿り着いたものの、ぐったりと疲れてしまいました。。。
もしヴァレッタでのカウントダウンイベントに参加したいと考えている方がいたら、会場の広場に入ることにこだわらず、外から雰囲気を楽しむことをお勧めしたいです。壁や仕切りがあるわけではないので、周辺からでも音楽や花火を十分に楽しめます✨
また併せて、

・カウントダウン終了直後は移動を避ける
・できれば会場から徒歩圏内のホテルに宿泊する
・ホテルが遠い場合はタクシーを事前に予約しておく

といった対策もしておくと良いかなと思います。
イベント自体はとても盛り上がりますし、地元アーティストのライブを楽しめる素晴らしいものだったので、万全の準備をした上でぜひチャレンジしてみて下さい🌟

知っている曲も流れて上がります

まとめ:年末年始のマルタは楽しい!

最後にちょっとマイナスなことを書いてしまいましたが。
総合すると年末年始のマルタ旅、最っっっ高に楽しかったです✨
特に魚介類の美味しさと、唯一無二の美しい街並みは忘れられません。

リゾット美味しかった…
どこを切り取っても素敵な街並み

地中海バカンスといえば人気はやはり夏ですが、海やマリンスポーツ目的ではなく街歩き目的であれば、冬の訪問もアリかと思います⛄
ただしオフシーズンの冬でも年末年始は価格が上がってしまうので、ご予約はお早めに…!(私達はなるべく安く行くためにExpediaを利用しました)

マルタの写真やVlogはインスタにも上げているので、よければチェックしてくださいね📷
もしマルタ旅行で気になることがあれば、お気軽にコメントやDM下さい♪
素人なりに行って分かったことを回答させて頂きます。笑

さて、明日からいよいよ2024年初仕事…長く休みすぎて何も覚えておりません。
また次の海外を楽しみに、日常生活を頑張ります💪🏻

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