10%オフと10%ポイント還元

10%オフと10%ポイント還元の価値は同じか。
同じ10%と考えてしまいがちだが、答えはNoである。
10%オフの方がどう考えても価値が高い。

まず考えなければならないのは、10%ポイント還元の場合にそのポイントを未来に有効に活用する可能性が高いかどうか。
ポイントが還元されたはいいものの、使う機会がない、またはポイントを使うために何か買い物をするというのでは意味がない。
その点10%オフは現金が手元に10%残るのだから、その使い道は自由である。ポイントが失効するようなこともない。

もう一つ大きな違いがある。
もしポイントを有効に使えたとしても両者には大きな違いがある。
それは例えば10000円の商品を買う場合、10%オフは10000円の品を9000円で買えたことになる。一方、10%ポイント還元は10000円支払った上で、更1000ポイントを使うため、11000円の品を10000円で買えたことになる。両者を比べると値引き率が異なる。
ポイントを使う際は1000円きっちり使えることは少ないので、プラスαの支払いが発生し値引き率はさらに下がる。

ぱっと見同じ10%でもよく考えると価値が異なるということを知った上で、賢く買い物をしたい。