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映画『ノー・エスケイプ』

メキシコ・国境沿いの砂漠・移民・不法入国……なになに?好きそうな匂いがする!見たくなる要素ばかり。

『究極のサバイバル・エンターテインメント』『水なし、武器なし、逃げ場なし』???? おいおーーーいっ。もっと政治色強い映画じゃないんかーーーい。まさかのパニック映画?

いやいやっ、今までキャッチコピーに騙されたことは数知れず。もしかすると私が期待しているような、現在のアメリカとメキシコの関係性をどっぷり描いた作品なのかもしれない。しかし、予告を見てその希望は無残にも打ち砕かれた。明らかにパニック映画だ。Oh No!! No Thank you!そういうのいらんねん。
ただ、ただ、主演が我が愛するガエル・ガルシア・ベルナル様。何が何でも見に行くしかない。どこまでも付いていきます、ガエル様♡

アメリカとメキシコの国境。自由を求めて不法入国を試みるメキシコ人15名。アメリカに入国したその矢先、何者かに襲撃される。そこから生き残りをかけた脱出劇が始まる。

ネタバレも何もストーリーはこれだけ。
なので、なんというかすごーく中途半端。『何者かに襲撃される』というのも、すぐに犯人はわかってしまうし、そこまで緊迫した状況でもないような。恐怖を煽るならもっとやってほしかったよ。しかも、犯人の動機もイマイチわからず、そのあたりもうちょっとでいいから丁寧に描いてほしかったよ。せめてね。

現在のアメリカとメキシコの関係性を表しているんだろうけど、もっと違う表現方法あったのではないかな?あるよ、あるよ、こんな面白い題材。もったいなさすぎる。

とはいえ、ガエル・ガルシア・ベルナル様のかっこよさは健在。画面に彼の顔が映っているだけで私的には満足。砂漠に南米系のイケメン。いいね♡しかし、こんな目立つキャップ被ってて大丈夫なんかいな?と気になり続けたよ。かといってこの帽子を被り続けている意味もなかったし。どないやねーーん。

この映画、アメリカとメキシコの国境沿いの砂漠の風景が旅心を誘ってきます。こんな場所で写真撮りたい。水たっぷり、車の整備も万端で行ってみたいもんです。そこにガエル様がいたら……(妄想)もう違う意味で大変ですな♡

#映画 #映画評 #コラム #ノーエスケイプ #021

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