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映画『オペレーション・クロマイト』

『オペレーション・クロマイト』。このタイトルは戦争の際に実際に使われていた『コードネーム』である。戦争映画は背景を理解していないと入り込みずらい。まず、その世界がどうなっているのかを知ることに意識を使うことになる。イ・ジョンジェ目当てに観に行った、自分の知識のなさがツラいっす。

というわけで、ストーリーは公式サイト様より抜粋させていただきます。

1950年、南へと侵攻した北朝鮮はソウルを陥落させ、およそ1月で朝鮮半島の大部分を支配下に収めた。事態を重く見た連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(リーアム・ニーソン)は、戦局を打開するため周囲から「不可能だ」と猛反対を受けながらも仁川(インチョン)への上陸作戦を計画する。唯一の希望であり、作戦成功のカギを握るのは、北朝鮮軍に潜入した諜報部隊のチャン・ハスク大尉(イ・ジョンジェ)。正体がバレれば即座に処刑されることが確実な極限の状況の中、大尉と部隊の精鋭たちはマッカーサー率いる連合軍艦隊を仁川上陸へと導くため命懸けの作戦行動を開始する。

むむむ。これを読んでもイマイチわかりづらいですね。私が理解した範囲で言いますと、韓国(当時の南朝鮮?)+アメリカの連合軍と北朝鮮の戦いにおいて、連合軍は北朝鮮軍に押されてあとがなく、領土を奪還するために、地形的に上陸が難しいとされていた仁川から上陸して、戦局を大きく変える必要があった。その仁川上陸計画こそが『オペレーション・クロマイト』と呼ばれ、ある限定されたメンバーで秘密裏に進められていた。

おそらくこういった話しなのですね。

イ・ジョンジェさま、軍服がよくお似合いです。ずっと見てられる…♥

す…進まないので……邪念は置いておきます。封印!

仁川上陸のために連合軍の少人数精鋭たちが、敵陣の陣営にスパイとして乗り込んでいく。そこで機密情報を奪い取ろうと画策する。その緊迫感たるや凄まじいものがあった。私ならまず行動が不審すぎてバレるはず。そして、すぐゲロる自信あり!耐えられない!!すぐラクになりたい!!

自分の命を賭して、南朝鮮・連合軍の勝利のため、戦争を終わらせるために奮起していくメンバーたちの気迫たるや。それを阻止しようとする北朝鮮軍もしかり。自らの命、仲間の命、家族の命、そして祖国への想いなどが交錯し、戦闘は激しさを増していく。

自分の命が危機にさらされるという瞬間ってどんな心持ちなんだろうか。なぜ人は戦うんだろう。そんなことをぼんやり考える。

この映画のラストでは『オペレーション・クロマイト』に参加したすべての人々、その家族に捧げる、という意味のことがテロップで出ていた。ある一方の側からみれば「英雄」、片方からみれば「殺人者」。これが現実。そしてごれが「戦争」。どちらが良いとか悪いという問題でなく、今後このような戦争が起こらないために、起きたことを知り、未来へ活かしていく必要があるのだろうといつも思う。どのように活かせばよいのかわからないけど。選挙に行くくらいしか思いつかない。絶対に戦争は起したくない。今起きている戦争も止まってほしいし、止めたい。


ここからは余談です。

こんな厳しい状況を描いた映画なのに、ワタクシの邪な想いは留まることをしりませんでした。ワタクシ、死ぬんならイ・ジョンジェに守られて上で死にたい!!(←完全なる平和ボケ)。そこの女子、その位置を明け渡すように!!イ・ジョンジェさま、かっけーーー♥

#映画 #映画評 #コラム #韓流映画 #オペレーションクロマイト #035

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