私的2018年映画ベスト10!
2019年になり、11日もあった私の冬季休暇はダラダラするか、無駄な出費をするかに終始していた。THE 自堕落。なので、休みの間に2018年の総括くらいはしておきたい。とはいえ、自分自身の2018年の総括はやる気も出ないので、映画くらいはしておこうと思う。
今年、見た映画は全部で49本。例年だいたいこのくらいのペースだな。今年は序盤から良い映画ばっかりだったな。
では、ランキング始めます!!
10位:ワンダーストラック
耳が聞こえないってどんな世界なんだろう?そういったことを知る良いきっかけになる作品であり、子どもたちが自己を持ち成長していくストーリーもありで、しみじみ良い映画だった。全ての子どもたちに見てもらいたい。課題映画にしたらよいと思うくらいです。
9位:ジュマンジ ウエルカム・トゥ・ジャングル
こちらもいい映画だったなー。愉快なアドベンチャー物かと思いきや、ガチのスクールカースト物だったわ。見た目や目立つ性格・特性などの上辺だけで人を判断してシャットダウンしたり差別したりすると、自分にとって本当に大切な人との出会いを逃してしまう(もちろん見た目は心を映す鏡でもあるんだけど)。そのあたりをじっくりと描いてくれてた良作でした。
8位:ボヘミアンラプソディー
「言わずもがな」ですよね?このランキングに入れるのもなぁといった感じで、殿堂入りというか別枠の1位といった想いです。なんといってもQueenの曲が素晴らしすぎる。無理なのはわかってるけどライブ行きたいよ。ネコやんもとっても可愛かったしね。
7位:タクシー運転手
6位と7位はセットです。韓国で実際に起きた光州事件や民主化運動をテーマとした作品。この映画を作ることができるお隣の国がとても羨ましい。
6位:1987
とても重いテーマであったが、目を背けてはいけない。重いテーマの中、一服の清涼剤であったのが俳優陣。みんなの演技が素晴らしすぎた。カンドンウォンさまの顔の小ささとイケメンぶりにはもう「尊い」のひと言。キムテリちゃんも可愛かったし、ヘジンさんは相変わらずいい味出してるわー。
5位:万引き家族
本当は1位でもいいんだけど(だけど、5位っていうミステリー)。安藤サクラさまの女優魂が炸裂していて、それを見るだけでも一見の価値あり。「日本に貧困なんてない」「飢えている子どもなんて日本にはいない」などなど、日本の現状から目を背けている全大人に捧げる映画。
「貧困」はもちろん、家族って何?生きるって?法律って?愛って?など、本当にいろんなことがてんこ盛りの映画です。見ていると息苦しくなるけど、ちゃんと見ないとね。カンヌ映画祭のパルムドール受賞はもちろん、オバマ元大統領が今年の1本に選んでいた映画です。
4位:ワンダー君は太陽
泣いた。泣かされた。こんな優しい物語があるのだろうか。障害があることはとても大変だ。ましてや顔が人と違うなんて想像しただけでキツい。その家族はどんな心持ちなんだろう。一見、障害もなく何も不自由がなさそうな人でも抱えていることは必ずある。
どんな人でも一人では生きていけない。他人と関わることで見えてくるものが沢山ある。勇気を出して一歩踏み出せば世界は変わるということを本当に丁寧に描かれていた。こちらも全子どもたちへの課題映画に推薦します。
3位:バッドジーニアス
やはりこの映画は外せない。カンニングを主軸とし、タイの若者たちの葛藤や友情、成長を描きながらも、その中にタイが抱える問題点を内包してくるというお見事さ!そして、何よりあまりのイケメンを日本の私にも紹介してくれたことに感謝します。
2位:彼の見つめる先
ブラジルが舞台って、もう好きに決まってる!そこにみずみずしい恋愛を持ってこられたら…。「恋愛なんて糞食らえ!」と(こっそり)思っているくらいなんですが、人が人と知り合ってお互いを特別な存在に感じていく姿が繊細に描かれていてぐっと心を掴まれた。
1位:パディントン2
2月くらいに見たのかな?それからずっと心の中にある。一匹の移民のクマが持ち前の気立ての良さで家族を作り、仲間との関係を深めていく姿に涙してしまう。
ファンタジー作品としても小道具や背景などがどれも可愛くオシャレでそれを見ているだけでも心が満たされる。
以上、トップ10でした。
時点としては、『アイ、トーニャ』と『君の名前で僕を呼んで』、『焼肉ドラゴン』あたりでしょうか(次点が多い)。マーベル作品やファンタビなどの続きがある作品は省いております。
今年も映画のおかげで楽しく過ごすことができたなー。40歳、未婚お一人さまにとっては映画館は一人で気楽に行ける場所。仕事でしんどいことがあっても映画を見ている間は忘れられる。私にはなくてはならない最高の居場所なのです。今年もたくさん映画を見るつもりです。まずは『アリー・スター誕生』からですね。
いつも読んでくださるみなさま、さらには「スキ」まで押していただくこともあり感謝感激です! 今年も私のバカ話にお付き合いいただければ嬉しいです。では、今年も一年、元気に楽しくやっていきましょーう。
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