見出し画像

〜好きで好きで好きです!〜映画「パディントン2」

笑って、泣いて、ハラハラして、最後には心がポッと温かくなる。ああ、もうホントに最高の映画!パディントン2、ますますパワーアップしています。期待を裏切らないというか、それ以上です。1作目でつちかったパディントンとブラウンさん一家やご近所さんたちとの絆がなければ成り立たないお話になっていて、これぞシリーズ作の決定版!! もう泣けるわ。ってか泣いた。大興奮のため心の声を多めでいきます。ウザいよ。

主人公はペルーからロンドンに憧れてやってきたクマのパディントン。すったもんだがあり(1作目を見てね!)現在はロンドンのウィンザーガーデンで暮らすブラウンさん一家の家族となり、幸せに暮らしていました。

誰に対しても礼儀正しく優しい「英国紳士」なパディントンは、ご近所さんからも信頼が厚く、たくさんのお友達と楽しく過ごしていました。

パディントンをペルーからロンドンへ送り出してくれたルーシーおばさんがもうすぐ100歳の誕生日ということで、プレゼントを探していたところ、仲良しの骨董品屋さんで1冊の飛び出す絵本と出合います。

その絵本には数々のロンドンの名所が描かれており、ロンドンに憧れていたルーシーおばさんにピッタリだと思い、購入しようとします。ただ、その絵本が世界に一冊しかない大変高価な代物だっため、パディントンは働いてお金を調達することを決心します。

はぁぁぁぁ、かわいい。しかも、なんて優しいの。お気づきのとおり、この時点ですっかり心を持っていかれてます。パディントンが笑ってたら私もうれしい、パディントンが困ってたら私も困る。パディントンが泣いてたら私も悲しい。

…………これって恋? クマに?? アラフォー女、クマに恋するの巻。ヤバい女だね。

とはいえ、相変わらずのドジっぷり、空気読めないぶりで、実際に側にいたら大変だろうけど…(苦笑)

そんな優しいパディントンに試練が降りかかります。その絵本が骨董品屋さんから盗まれてしまいます。たまたまその現場に居合わせたパディントンがぬれぎぬを着せられて捕まってしまうのです。

ぐぬぬぬぬ、真犯人め、許せん。…………でも、囚人服を着ていてもかわいい。おっと、話がズレました。ブラウンさん一家は無実だというパディントンのことを信じて真犯人探しに奔走します。さらにパディントンは持ち前の「英国紳士」ぶりとその魅力で、手強い囚人たちとも絆を深めていきます。

真犯人を見つけ無実を証明できるか? がんばれ、パディントン&ブラウンさん一家!!という感じのストーリーです。

自分の利益ではなく、他人のために一生懸命頑張るパディントンの姿には胸がぎゅーーーーと締め付けられます。あぁ、もう思い出しただけで泣ける。年々健気に弱くなってる気がする。もちろん涙腺はすぐに崩壊します。

そもそもパディントンはペルーからやって来たクマで、人間や都会の常識はまったくわからないし通用しない。ブラウンさん一家も、パパさんは堅物で融通が利かない。ママさんは夢見がちな小説家。娘は失恋したばかりで新聞づくりに夢中。息子は一見カッコつけているけど本当はSLオタク。 

ご近所に暮らす皆さんもひねくれ者だったり、おっちょこちょいだったりと、なかなか曲者ぞろい。でも、みんなどこか憎めない愛嬌がある。とはいえ、よく考えてみると自分だって一風変わっている。自分が思っている常識なんて、他人や違う文化の人からしたら変わっていることも多い。そう考えると「正解」なんて人はこの世に誰もいないはずだ。

一風変わった人たちで構成されているこの人間社会(クマ含む?)。どうやったらみんながちょっとでも幸せに暮らせるのか? そのヒントが今回の作品には描かれています。

物語の終盤でブラウン父が言い放つ言葉があります。この言葉、全人類が耳の穴をかっぽじって聞く必要があります。そして私も含めて心に留めておかなくてはならない大切な言葉です。

ありがとうブラウンさん、ありがとうパディントン。

今まで忘れてたけど、パディントンの声って私が大好きなベン・ウィショーさまだったのね。やっべー写真見つけた。かわいすぎか!! ベン・ウィショーの声だってことに気が付きながら映画を見たかったよーー。私のバカ!!

はぁぁぁぁ、もう好き好き好き好き…。第3作も熱望しております!!!

ただ、ワタクシ、この映画で気に食わなかったことが1点だけあります。映画というよりも映画館ね。

映画が始まる前に意気揚々とグッズを買いに行ったら(っていうか、グッズを買う時間も考慮して映画館に行ってるの!)、スタッフのお姉ちゃんが「すみません、今、並べてるところで……(それでもよければ)どうぞ……」と言われ、グッズを見てもあまり欲しいものがない。「これで全部ですか?」と聞いても、「はぁ、そうですね」という返答。むむむむっ、こっちは本気なんですけどーー。

気が小さいので待たれているとゆっくり選べないし、もし、他のグッズも出てきたら嫌だから見終わってから買いに行こうと思ったら………

グッズ売り場閉まってるしーー。だからTOHOシネマズ、キライやねん。ホンマにええかげんにせーよ。(他の映画館に比べてカップル多いしよ。チッ…。うるさいしよ)

そうなってくるとますますグッズが欲しい。欲しい、欲しい、欲しい。しかし、グッズを調べてもろくなデザインのものが出てこない(怒)。これとか、いる? ボールだって。誰が使うの? 犬?? クマだけど…。

かわいいパディントンちゃんが素材なのに創作意欲がわかないのかな? まず、あの囚人服を来たパディントンをグッズ化せよ! 形になったペンケースとかポーチとかいいよね? デニム生地に囚人のパディントンがプリントされてるランチトートとか欲しいよ。買うね。

そして、こぐまの頃のパディントンをヌイグルミ化せよ!!直ちにやって。買うから。子供の頃のパディントンの写真見つけた。○☓■※△☓■○△※……。声にならない。かわいくて吐きそう。

こちら我が家のパディントン。

仕事でロンドンに行った時に、たまたま誕生日だったのですが、一緒に行っていたおじさんたちがプレゼントしてくれたのです。スパークリングワインとね。粋だね。それが嬉しくてもう10年以上経つけれど大切にしています。もちろんかわいい。

#映画 #コラム #映画評 #パディントン2 #004

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?