with汗疱が辛い話
私は新しい生活様式に適応できない
私は中軽度アトピー持ちで肌が弱い。
このご時世でどこに出入りするにも手洗い、消毒ですっかり手荒れをおこしていた。
それでもなお無視して消毒をしていたら、手のひらにぷつぷつとした水疱ができてしまった。
汗疱である。
汗疱というのははっきりとした原因が不明で、手汗をかきやすい体質やシャンプーを繰り返す美容師さんなどがなりやすいらしい。
私の場合、元々肌が弱いのに手洗い、消毒を繰り返して手のバリア機能がすっかり下がってしまったせいだと思う。
しょうがないので皮膚科を受診してステロイドをもらってきた。
写真などは撮っていないが、一番症状がひどいときは
「私、手タレ(皮膚科の)になれるわ…」と思ったぐらいだ。
何をするにも水疱が邪魔をする。
ペットボトルが開けられないし、痒みて集中力も散漫だ。
手が使えないというのは不便なので少しでも早く治るよう色々試してみた。
ただ、汗疱の考察文献を調べても、しっかりとしたソースを見つけることができないので、医師のブログか、経験者ブログの情報から試してみた。
もしも参考にするならば自己責任で試して欲しい。
1.塩水に手を浸す
水500mlに対し塩5gの水を作って手を5分ほど浸す。
私は1.5ℓのぬるま湯にただの食塩を入れ、洗面器に作っていた。
浸透圧で初期の汗疱が消えるらしい。
効果はよく分からないが不思議と痒みが引くので夜寝る前にやっていた。
2.塩分を取る
塩分が少ないと汗疱になりやすいらしい。
息子の幼児食に合わせて塩分が大分控えめになっていたので、個人的な趣味で男梅の飴をなめていた。
おいしい。
3.ビオチンサプリを飲む
ビオチン欠乏で汗疱になりやすいらしい。
私はお酒を飲まないのだけど、食事内容からして、ビオチンを積極的に摂れてはいないので、とりあえずサプリメントを飲んだ。
とりあえずAmazonで適当に選んだサプリはこれ。
4.手袋をする
元々アトピーなので、寝る前に綿麻手袋、洗剤を使う時はビニール手袋を使っていた。
これをさらに徹底して、ビニール手袋の前に綿麻手袋を付けた。
日常では指先の出たUV綿手袋を付けた。
幸い私の職種は手袋を付けても支障がほとんどない。
DAIGOみたいだってツッコミはあったけども。
私は暑がりで手袋を長時間着けていられないタイプなのだけど、いろいろ検討して下記の2種類に落ち着いた。
綿麻手袋は夏場でも熱がこもらなくてお勧め。
裏がメッシュになっているので通気性が良い。
汗疱は手汗が原因の場合もあるので、手袋の日常使いはかえって悪化する人もいるので注意して欲しい。
私は視界から汗疱を消した方が精神衛生上良かった。
5.消毒液を使わない
この手になってしまうと消毒液は使えないので、なるべく手洗いで対応した。
手を見せて説明すると「なるほど…」と気の毒そうな顔をされた。
また店舗の消毒液は成分を確認できないので、肌が弱い人は避けるべき成分があったりする。
自分が使える消毒用品を持ち歩くのもコロナ警察から身を守るためには必要かもしれない。
6.消毒した針で水疱を刺す
水疱は自然に吸収されるので、できれば何もしないのが一番だが、動作に不都合が生じる位置に集合体(!)ができたので針で刺していた。
個人的な実感では針で刺さないのが最終的な治りが早いが、集合体は針を刺してかさぶたにしてしまった方が生活するには楽だった。
掻き壊すよりはいいが、あくまで自己責任である。
7.皮むけしたら眉用ハサミで切る
剥けてきた皮を無理やりはがしてしまうと、まだ治っていない肌が剥き出しになり、そこからまた水疱ができてしまう。
これは息子の手足口病がうつった時に学んだことである。
できるだけ剥がれた皮の根本ギリギリで切ったほうが、うっかり引っかけてしまう恐れも少なくて良い。
根元から切るには眉用ハサミが使いやすい。
8.治ったかな?と思ってもステロイドを併用しながら保湿剤を使う
表面上治ったと思っても中では炎症を起こしている場合があるのはアトピーで学んでいる。
普段ステロイドを使わない人はいきなりストロングクラスのステロイドを渡されてびっくりするだろうが、手は強いクラスのステロイドじゃないと効かないので、集中して使う。
皮剥けを起こした後、感覚値なのだけど、薄ピンクのビニールっぽい質感の肌の時はステロイド、肌色になったら保湿剤に切り替えた。
調子が良い時はこのハンドクリームがお気に入り。
9.こまめにハンドクリームを塗る
大体治ってきたら、ぶり返さないように手の保湿をこまめにする。
このハンドクリームはベタつかず、すぐに手作業ができるのでお勧め。
ハンドクリームはあくまで保湿剤なので、調子が悪い時は使わない。
経過報告
だいたい2週間で水疱はかさぶたになるか吸収されて、3週目の今でも皮むけを起こしている。
治りかけの肌には水疱の初期症状が出るが、なんとか小康状態を保っている。
肌が弱い人には辛いご時世で、身近に同じような人がいないとなかなか共感を得ず辛い。
ネットに共有しつつ、なんとか乗り越えて行きたい。
コスメマガジンやっています
アトピーなのにコスメ好きという矛盾を抱え、炎症に怯えながら魔法を信じたい。
ご興味あったらどうぞ。
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