見出し画像

クラブにおけるコミュニケーションとは

今日は仕事が急遽お休みになりました。そのために、昨日終電近くまで働いたわけですが…(笑)

さて、今日のテーマは「クラブにおけるコミュニケーションとは」です。IT化が進み、情報は昔よりも簡単に集められるようになりましたね。youtubeを見れば、色んな人がたくさんの角度で発信しています。情報は、簡単に手に入ります。

とすると、クラブチームで必要な価値は「情報量」ではありません。では何が価値となりうるのか。コミュニケーションという話題も絡めて、個人的な経験も含め書きます。

1.情報の「質」

一つ目は、正しい情報なのかどうか。youtubeを見ていると、「その練習の狙いはそうじゃない」であったり、「それじゃあ伝わらないよ」と感じたりします。もちろん、良いものは良いですよ。

私のような一般ランナーは、仕事ではない時間に、家族生活の合間に時間を作って情報を集め、それを元に良いと思われる練習を行います。出来れば、無駄のない練習をしたい。これは、私だけではなく沢山の方が思われていることです。

振り返ると、高校時代は、競技推薦などで福島県全体から人が集まっていました。情報が手に入りやすいと思いきや、実はそうでもない。練習メニューが決まっているので、それを淡々とこなしていく。何故それをするのか考えずに済むのは良いことですが、情報の中身を考えずに過ごしていたからこそ、成長しなかったと反省しています。(もちろん、考えてやっていた人もいたでしょう。個人的に、です)

その分、大学時代は色々考えさせられました。伸びていく選手は伸びます。元々速い選手は速いです。メニューは決まっています。そして、箱根駅伝というゴールも時期が決まっています。自分は、どうすれば他者に勝てるのか。コミュニケーションを通じて監督や先輩、時には後輩から学ぶ。それこそ筋トレの仕方や、練習の狙い、練習後の過ごし方など、色んな情報を自分なりに考え、練習を意味付けし、成果を出していく。

その情報の質が、クラブチームにおけるコミュニケーションの価値だと思います。

2.姿勢、モチベーション、メンタル

練習に対して、どのような姿勢で臨むのか。練習中は、どんなことを考えているのか。普段の生活、練習において、当たり前としていることは何か。

私自身はレースでよい結果を出せていた訳ではありません。しかし、実力を高めるための心持ちを学べたのは、大切なことだと思っています。先輩にも後輩にも恵まれたのか、姿勢面の話はジョグの際に何度も話に出ました。そうやってお互いに刺激を与え合い、高め合うことができたのは楽しかったです。

狙ってやることではありません。自然とそうなることが理想です。

3.仲間がいることの頼もしさ

私は、一般ランナーにとって、走力はあまり関係ないと思っています。もちろんですが、私は昔ほど速く走れません。私より速い人など、すぐに見つけられます。速いから…、遅いから…ではないのです。なぜなら、みんな自分を高めるために努力しているからです。

私は、私を高めたい。そして、そういう気持ちを持っている人は、たくさんいるはずです。自分を高めるために、他者とコミュニケーションをする。もちろん、些細な話も、おバカな話も。それが、クラブチームで高め合う意味であればいいなと個人的には思います。

大学時代に、ずっと一緒に頑張ってきた仲間とは未だに繋がっています。彼らは陸上からは離れていますが、たまに駅伝を見ての感想を話していたりします。高め合おうと努力したことは色褪せずに残り、今に続いています。彼らは、仲間です。

また、ランナーだけではなく、ランニングから離れた人も、自分は走れないけど応援するのが好きな人も、みんなが作り上げられるものが、クラブチームです。「仲間」と表現しましたが、クラブに関わる人全てが仲間であり、コミュニケーションを通じて、お互いに何かを得られたらいい。

画像1

私がコーチとして所属しているクラブチームの練習会です。興味があれば、パソコンから開いてQRコードを読み込んで参加してみてください。

コーチの石川は実績は抜群!きっと、ランニング時もそうですが、ランチの時間でもコミュニケーションをすることで参加者に刺激を与えてくれると思います。

ちょっと時間が出来たので、懐かしい思い出を振り返りながら書いてみました。書いていくと、だんだん感情がこもっていきますね。まだ雨が降っていないですが、寒いので家のなかで動き回ります。(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?