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【大学編#2】1年間で過去11年分負けた僕が考えた“努力”について

ここからは特に時系列を追わずに書いていこうと思います。今日は「“正しい”努力が結果を生む」ということ。

勝てない...。とにかく勝てない。

入学時、慶應大学バスケ部は関東リーグ2部に所属しており、その年の最大の目標は“早慶戦優勝”と“1部昇格”でした。

しかしその年はとにかく勝てないシーズンを送りました。

結果的に早慶戦にも勝てず、リーグ戦は2部8位(6勝12敗)そして3部との入れ替え戦に進みました・・。

結果的に入れ替え戦は勝つことができ、2部残留という最低限の結果ではありましたが、この一年間は「これでもか!!」というほど負けました。負けすぎて、勝ち方がわからなくなりましたし、どんなにリードしている試合でも「最後は負けるのでは・・」と自分たちのプレーに疑問を抱きながらプレーしていたのを覚えています。

そして、この一年間の負け数は小学校から高校までの負け数を越す結果となりました。。個人的には本当に衝撃的な一年でした。

もちろん、負けたいわけでもないし、努力をしていないわけでもないし、日々手を抜いているわけではないわけです。

それはそうですよね、中途半端な気持ちで体育会に入っているわけではないですし、個人的には大学四年間でバスケットを辞めようかを考えているプレイヤーにとっては日々大切でかけがえのない日々なわけです。

チームとしても生半可な気持ちでシーズンを送っているわけでは無いですが、何か歯車が合わなかったと思っています。こうしてあっけなく最初の一年間を終えるわけですが、ここで考えたことが「“努力”って何だろう?」ということ。

ゴールを見失わないこと

そこで僕が出した答えが「“正しい”努力をすること」です。

当時の僕は、小学校の時に母に言われた「努力は絶対に人を裏切らない」という言葉を座右の銘にしていましたが、この時にその言葉を一部改定することにしました。

“正しい努力は絶対に人を裏切らない”

「手段の目的化」これに陥ることが最も怖いです。

例えばシューティング練習。「ある位置からシューティング100本IN」よくあるシューティングメニューですよね。でもこれ、100本入れることが目的では無いですよね?100本入れるために、ミートのスピードやキャッチからリリースまでのスピード、ボールプロテクトの位置などが緩くなっていませんか?

本当の目的は「試合で1本でも多くシュートを決めるために、ある位置からシューティング100本IN」ですよね。

であれば、ゲームライク(試合のような)に練習をすることが正しい努力です。

という具合に、これまでしてきた努力が“正しい”努力かどうかを自分なりに見直すことにしました。

つまりそれは、達成したい目標を見失わないことを意味し、目的達成に繋がります。

今でも日頃の生活の中で、日々悩み意思決定しながら行動しているわけですが、それが本当に“正しい”努力なのかどうかは自問自答しながら日々過ごしています。

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