見出し画像

190725 渦中の元朗に行ってみた

相変わらずデモは続き、毎週新たな事件が起こる香港です。

先週は、日本のテレビでも話題に上がってしまいましたが、デモを終えて最寄りの駅に帰った人たちを狙った襲撃事件が起きてしまいました。

襲撃したのは、「古惑仔(くーわくちゃい)」と呼ばれるチンピラ、また「仔」とは呼べない893のオッチャンたちで、事件から5日経った現在、ネットで特定などが進んでおりますので間違いない。

(スッキリさんが、ものすっごく簡単に図解してくれました。当たっているとは思いますが、くだんの議員が本当に依頼したのか、またお金を渡したかどうかはまだ判明していません)

(古惑仔、この棒とかナタを振りかざすのがテンプレのようです)

「古惑仔」と言えば、この映画(好き♡)がありますから、その存在は知っていたんですが、一般市民にも手加減無く棒を振りかざす姿を見てしまうと、リアルなクズを見せられて本当に辛い。

私自身、香港は一気に「普通の人が襲われてしまう危険な都市」に成り下がってしまったように感じてしまいました。

で、昨日、そんな事件が起こった元朗に行ってきました。行った事情は「たまたま」ですが、いい機会になりました。

(これまたスッキリさんから拝借。元朗は、香港中心部より中国・深圳に近く、この辺りのエリア全体は「新界」と呼ばれています)

(元朗をご紹介する前に、香港サイドから見た深圳を。大都市です。摩天楼です。手前は香港の漁村が養殖している牡蠣棚)

(古いバラック村と団地街、向こうに高層住宅が見えます。高層ビルだらけの中心地とは違い、新界とは、こういうところです。自然もいっぱい)

(事件が起きた、MTRの立派な駅よりもちょっと手前でバスを降りました)

(いぎなし広がるマーケットの喧騒! 野菜がプリプリ! 果物が安い! 主婦魂に火がつき、無計画に買い物をしてしまった)

(創業1940年代という老舗があちこちに点在します)

(世田谷線的なローカル電車も走っています)

元朗、昔ながらの香港が残る、とよくガイドブックに出ていますが、その通りでした。雰囲気としては台南にも似ているかな。

今回のデモについては、香港人の「割れない」団結感を感じています。

今回、「反送中」という本来の目的から波及して香港政府への不審、香港警察への不審、それに加えて893も出てきて、「本来の目的が見失われている」という批判もありますが、それでも「割れない」という意思を感じるのです。

そういう団結ってどうやって生まれているかというと、「普通の生活をする」という事なんですよね。普通の生活をしながら、基本的な法的権利、自由は守る、というスタンス。決して政治に無関心に普通の生活をする、ということでもないんですよね。

マーケットとかの喧騒に紛れると、本当にそういうジェネラルな姿勢を忘れない力ってすごいなあと感じるのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?