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【映画】仮面ライダーガッチャード&ギーツ

仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ
「最強ケミー ガッチャ大作戦」を公開翌日に見てきました。
次のテレビ放送(16話の前)までに見ることを推奨されていたので、早く見ておいた方がいいなと劇場に足を運んだのですが、WEBでも情報解禁されていた通り、九条りんねが仮面ライダーマジェードに変身します。

映画はガッチャードの15話と16話の間にあたり、映画内でレベルナンバー10のカード
「ビートルクス」「クロスウィザード」「エクシードファイター」「リクシオン」「テンフォートレス」「ゼグドラシル」の6枚を手に入れたことが、16話の前に映画を見ていないとわからない要素になっていました。
ちなみに、りんねがマジェードに変身する際に使うカードは「サン」と「ユニコーン」。女性の2号ライダーと銘打つにあたり、16話よりも前に変身したことが重要なようですね…(テレビではまだ変身してないけど)

以下、物語の核心に対するネタバレあり。

浮世英寿と錬金術アカデミーのゆかいな仲間たち

「ごんぎつね」でした。
「コン、お前だったのか」と自分をかばったギーツケミーを看取る英寿。
冒頭、事故で犬が亡くなるシーンから始まるのですが、この犬が英寿の幼少期の飼い犬「コンスタンティン」だったことが判明し英寿が涙を流します。
2000年輪廻転生を繰り返し、神となった男が泣くのです。

「神の目にも涙」
道長のセリフにもありますが、ギーツ本編でも夏映画でも浮世英寿は常に強く、思いを貫く男でありました。言い換えれば、人間らしい弱いところをあまり見せない主人公だったのです。それが、幼少期に事故で失った飼い犬にずっと見守られていたことを知って涙する。この映画のクライマックスはまさにここだったといえるでしょう。

浮世の家(庭にコンスタンティンの犬小屋がある一戸建て)が出てくるのですが、英寿の今生の家族はご健在なのでしょうか…今までも全く出てこなかったけれど、世界を創りかえるときに、英寿に関する記憶を消したりしたのかなと思うと悲しいです…

ガッチャードに出ていた釘宮リヒトが黒幕であり、その正体は2000年前にデザグラでエースに負けた超古代人。「殺す価値もない」と言われたことを恨みに思い錬金術の力を得て2000年復讐の機会をうかがっていたとのこと。錬金術ってすごいね!釘宮がいなくなったことも、映画を見ていないとわからないことの一つですね…ちなみに、英寿は今回も殺していません。錬金術アカデミーに引き取られていきました…

以下箇条書きで思いつくままの感想。

  • 宝太郎の母とのケンカシーン、珠美が「お母さんの若いころなんて、おじいちゃんが厳しくて…」とヨーヨーを手に取る。私知ってます!鉄仮面被ってスケバン刑事をやってたんですよね!

  • 道長のセリフで劇場内のお子様の笑い声が聞こえてよかった「俺が牛!?まあ、そうか…」とか

  • 祢音ちゃんの財力を見ることができてよかった。さすが鞍馬財閥。

  • 宝太郎の夢の中のスパナが面白すぎる。宝太郎→スパナの解像度が低いw

  • りんねちゃんが守られるばかりではなくて自分も戦いたいと思うようになる心の動きが描かれている映画でした。マジェードかっこいいね。

  • 刑事となってかつ丼ではなくたぬきそばで容疑者を落とす景和。ぶれない。

  • 赤いきつねと緑のたぬきが食べたくなる。めちゃめちゃ脈絡なく出てくるけど…

  • 2000年前のエース、めちゃ毛深い

  • キュンねお、順調…なの!?

  • 宝太郎の扱い方がうまい英寿さすが。

  • エンディングで「この撮影に関して動物に危害は加えられていません」という注意書き。犬は元気!

  • 宝太郎スペシャルの青いご飯を勧められて、そっと目をそらすミナト先生が好き。

劇場版らしくアクションが派手で爽快なので、ぜひ上演期間中に劇場でご覧ください。

※記事に使用した画像は、感想キャンペーンで配布されていた場面写真です。


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