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グレーゾーンで生きるわたしたち


私は、私の周りにいる僅かな人たちにしか、本当の自分のある大部分のところを明かしていない。

なぜなら第一に個人情報に関わってくるから、まず発言も発信もできない。
ただ、アンダーグラウンドの世界で生きているとだけしか言えない。 
グレーの世界。

そもそも、そんな世界がこの日本であるのか?って話なんだけど見えてないだけで普通に息してる。

両親がギャンブル依存症、虐待、行方不明など。
彼氏や旦那がギャンブル依存症、DV、鬱など。

どういう環境でも成長の過程で、普通の人生を送れる人もいるけれど
(ここで普通の人生とは?という問題もあるけれど、とりあえずは普通とあえて書いておく)

これは、あくまでも私の経験による見解になるけれど、やはり、生まれてから小学校に入るまでの家庭環境があまりにも酷い人は、表社会では、なかなか生きづらい。

私は、今、現在のこの世の中では、まだまだグレーゾーンは必要だと思っていて、ただ闇雲に悪を退治していく方法では、どんどん奥に潜っていくから複雑になるだけだと思っている。
世間では、さも当たり前かの様に悪を暴き、悪を罰し、悪を排除しようとしている。
じゃあ、どういう構図になるのか?というと、自分の事は棚に上げて人の弱みをyoutubeで垂れ流しお金儲けをするようなイタチごっこが始まる。

アンダーグラウンドを失くす世の中にするには、そんな表面的なことでは無くならないのだ。

表面的だけで悪を排除しても、
普通の大学生だった男の子がオレオレ詐欺に手を出したり、普通の女の子がパパ活をしたりしてしまうという歪んだ構造ができあがり、まだ、そんな奴らが牛耳っている世の中では何にも変わらないのだ。
そして、それはそのまま社会の仕組みと関わっていて、いわゆる資本主義の中では当たり前に起こり得る構図なのだ。

一昔前は、この世界にもルールがあって、絶対的な強者がいた。
規律があり規則もあった。

今は、混沌としている世の中だ。 
誰もが強者になり、悪人になり
善人ぶったり、何も知らない顔もできる。
技術の発達による、歪みがおきている。

私は、このグレーゾーンでいろいろな人と出会い、すれ違い、関わり、離れていく。
そういうことをずっと繰り返している。

ここでしかできないことがある
と、ずっと考え続けている。

話を聞いてもらったことがない。
何か助言をされたこともない。
生きていく知恵もない。
誰かに作ってもらった温かい食べ物を食べたことがない。

普通といわれる社会に戻れる様に。
当たり前のことで悩み、当たり前に生活をして、もうこちらには戻ってこないように。

綺麗事だけの話じゃない時もある。
何も通じない時もある。
自己満足だと思う時もある。
もうなんにも変えられないと思う時もある。

けれど、私がここにいる意味は、そしてここで生きてきた意味は、もう答えは出ているのだ。

だからまだこれからも悩みながら、この世界で生きていく。

そして、少しずつ時代が変化している事も実感していて、絶望と希望を繰り返し感じながら生きている。

なぜ、発信できないことを書こうと思ったのかは、やはり、少しでもこのグレーの世界のことを理解してもらいたいという私の抑えていた承認欲求の現れである。

理解はしてもらえないだろうけど
理解をしてもらいたい。
という。

最近は多様性を認めようと、いろんなところで聞くけれど、いざ自分に降りかかってきた時には認められないと思う人が大半だ。
私も、葛藤の中でしか、本当の多様性の意味を知ることができなかったから。

誰かが世界を変えるのではなくて
あなたに、まずはわかってほしい











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