名もなき者

自分の存在を書くことによって輪郭を描く

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グレーゾーンで生きるわたしたち

私は、私の周りにいる僅かな人たちにしか、本当の自分のある大部分のところを明かしていない。 なぜなら第一に個人情報に関わってくるから、まず発言も発信もできない。 ただ、アンダーグラウンドの世界で生きているとだけしか言えない。  グレーの世界。 そもそも、そんな世界がこの日本であるのか?って話なんだけど見えてないだけで普通に息してる。 両親がギャンブル依存症、虐待、行方不明など。 彼氏や旦那がギャンブル依存症、DV、鬱など。 どういう環境でも成長の過程で、普通の人生を送れ

    • 書くということ。

      自分の思いを書き留める。 書くという思いの奥には、読んでもらいたい、もしくは読まれてしまうという意識も働いているので、自分の中でそういう衝動もあるんだなぁと気付く。 もちろん書く事によって、頭の中を整理したり、まとめたりする目的もある。 その思いを少し深掘りしてみる。 学生時代、私は書く人になりたかった。 その当時は、小説家と公言していたけれど、ストーリーを造るという事にはあまりピンとこなかったので、ただ書く人になりたかったのだと思う。 なぜなら、本が好きだったから。

      • 「もしもの時は延命処置をされるのか、ご家族の方とよくお話ください。」 あぁ、またこの言葉をかけられてしまった。 お昼ごろまで普通の様子だった母親が、胸が痛いと言い出し、晩御飯もあまり食べずにもう寝ると布団に入った。 1時間後、様子を見に行ったら、痙攣を起こしていて体を触ったら熱くてたまらない。 体温計の数字がグングン上がり、41度を越えた。 救急車を呼び、母親に声をかけつづけた。 夜の救急病院は、嫌な記憶を思いださせる。 待ち時間は、家族や職場の人に連絡して、ただひたすら時

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