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「自分の求めていた環境が手に入りました」 Goエンジニアが語る、副業を経て転職した理由

こんにちは!株式会社Mobile Order Lab編集部です。
4年近くの副業を経て、Mobile Order Lab(以下:MOL)の社員となったシンバヤシ。今回の転職で、企業規模、働き方、業界など多くのことが変化しました。職種以外はほとんどすベて変わったと言ってもいいかもしれません。
なぜ彼は今、MOLにジョインしたのか。
さまざまな角度から入社までの経緯と入社して変わったことを聞きました。

▲サイバーエージェントにてサーバーサイドエンジニアとして取扱高数百億円を超えるサービスを構築支援。副業を経て2023年に入社

「業界にとってもプラス。そして何より面白い」

――まず、これまでのキャリアについて教えてください。

2018年6月からはじまった内定者インターンを経て、2019年に新卒でサイバーエージェントに入社しました。そしてそのインターンと並行して、2019年になったばかりの頃にMOLにも副業として参加します。

MOLを知ったのは、インターンをしていた頃に会社のエンジニア繋がりで紹介していただいたことがきっかけ。そこから4年ほどの副業を経て、2023年5月に正社員としてMOLに入社しました。

――前職ではどのような業務に取り組まれていましたか。

AbemaTV内の番組と連動した、競輪やオートレースにネット投票できるサービスに携わっていました。入社した当時から退職までずっとそのチームで働いていましたね。
そのプロダクトもGoで開発していましたし、インターン時代から現在まで一貫してGoで開発を行ってきました。MOLでもその経験を活かしつつ、バックエンドを中心としたプロダクト開発を担っています。

――前職で開発されていたプロダクトは、MOLが提供している飲食業界向けのサービスとは随分毛色が違うように感じますが、そこに対する抵抗などはありませんでしたか。

特に抵抗はありませんでした。実は前職のプロダクトでも、自分はまったくギャンブルをしないのに開発に携わっていたんです。僕自身、そのジャンルが好きだからというよりも、ビジネスとしての新奇性に魅力を感じたり、その業界特有の課題をプロダクトで解決することに面白さを覚えたりするタイプなんです。

MOLでは副業で参加していた時から、代表の肥田さんが「フードビジネスのどのような課題を解決したくて、そのためにこんなプロダクトや会社にしたい」と想いを伝えてくれていました。そのおかげで、自分の技術や知見でどんな風に貢献できるのか、自分がどんなスキルを磨けるのかはイメージがついていて。その上で、MOLの目指すミッションにも共感できたしモチベーションを感じたので、ワクワクした気持ちで入社しました。

――肥田さんやMOLの方向性への共感があったので問題なかったんですね。シンバヤシさんは副業としてMOLで働いていたわけですが、なぜこのタイミングでMOLへの入社を決心したのですか?

2022年の終わり頃から、さらにステップアップをするための転職を考えるようになったんです。もっと小さいチーム、できればスタートアップに行きたいなと。自分に足りていない部分を鍛えるには、スタートアップがもっとも良い環境だと感じていました。

小さいチームに行くとなると、人間関係やチームの雰囲気の重要度が高くなるじゃないですか。ただ、転職活動の中で数回話を聞くだけだと、どうしてもギャンブル要素が出てきてしまいます。その点MOLはすでに働いていたので、もちろん知っている人もたくさんいるし、開発の進め方やチームの雰囲気も自分に合っていました。フットサルなどの社内イベントにも参加していたので、人間関係に関する不安はまったくなかったのが大きかったです。

それにプラスして、先ほどお伝えしたようにビジネスへの共感もありました。僕自身はこれまでまったく飲食業界に携わってきませんでしたが、飲食業界が抱えているDXに関する問題は外から見ても何となく理解できていました。MOLのメイン顧客である大手の飲食チェーンは、特にやりづらいだろうなと。

――というと?

DX化しようとしても組織が大きい分、オペレーションを変えるコストが大きいと思うんですよね。さらにそもそも開発組織を自社で持っておらず、ノウハウがなくて外部に委託している企業も多いです。
それでも現状は回っているわけですよね。であれば、わざわざコストをかけて社内でDXシステムを構築することに踏み切るのは難しいのではと感じていました。

そうした状況に対して、MOLが一つの解をプロダクトで出す。そして大手に導入してもらうことで業界がよくなるのであれば、すごくいいじゃないですか。導入企業にとってプラスなのはもちろん、働いてる人にとってもプラスですし、回り回ってそこにご飯を食べに行く自分たちにとってもプラスだと思います。そして何より面白い。そんな思いで入社を決意しました。

働く時間も使う技術も自分の裁量で決められる環境

――社員としてMOLに入社してみて、どんな風に感じましたか?

良くも悪くも課題は山積みですね。そしてそれを遂行するリソースが社内にたくさんあるわけではなく、自分が見つけた課題には自分が取り組むしかありません。それ故にある種の使命感を持って仕事に取り組めている気がします。自分のモチベーションがすごく高まりました。

前職では課題はあっても、「これを解決しないとどうしようもない」と思うほどのものはほとんどありませんでした。大きな会社かつ新卒入社だったこともあって、すでに先輩エンジニアがきちんと基盤を作ってくれている環境で働いていました。「自分が1から作り上げる」よりも、「ある程度整った場所でいかによくするか」という動き方をすることが多かったです。

一方MOLは、「必要であるものの、緊急度が低くてやれていない」、「本当はやりたいけどできる人がいない」といった問題がたくさんあります。

それに対して課題意識を持っているので手が動きますし、大きい会社ではなかなか経験できない基盤から作り上げる工程を経験できていて、非常に充実しているかなと。入社してひと月ほどで、ビジネスにインパクトの大きい開発を任せてもらいましたし、自分のやりたかったことができているなと感じています。

――充実感を持って働けているようで何よりです。

あと感じているのは自由度の高さですね。
大きい会社の場合、技術スタックが最初に決まっていて、それ以外のものは使えないことも多いと思うんです。MOLの場合は技術選定も開発側で自由に決められて、そこも「いいな」と感じているポイントです。

もちろん適切な理由は求められるものの、自分が適していると思うものや、触ってみたいものを試してみることはしやすい環境なのかなと。技術がバラバラすぎるとよくない面もありますが、僕自身はこの「自分が調べて取り入れた技術を使って、実際に開発できる環境」がすごく気に入っています。

――入社間もない段階でも、技術選定まで任せてもらえるんですね。

そうですね。まだジョインしたばかりで数える程しか開発を行ってはいないんですが、何を使ってどんな風に開発を進めていくのか完全に一任してもらっています。

メンターである梶野さんに「こういう感じでいいですよね」と話して、そこで認識にズレがなければそのまま動いています。ちょうど今作っているものも、これまでは採用してなかった技術を使っていますし、本当に柔軟な組織だと感じています。

――柔軟といえば、MOLではフルリモートかつ働く時間も柔軟に調整しやすい環境ですが、働き方に変化はありましたか?

サイバーエージェント自体は出社の割合が多い会社ですが、僕の所属していたチームは特殊で、コロナ前からリモートワークを行っていました。とはいえ週1程度は出社していたので、出社が完全になくなったのは転職であった変化のひとつです。

ただそれ以上に変わったなと感じるのは働く時間ですね。たとえば今日はたまたま7時半頃からPCを立ち上げていますが、日によっては昼過ぎから業務を行うこともあります。梶野さんも朝早くから働いて間で昼寝をしていることもあれば、夕方から勤務していることもありますし、時間は非常に柔軟だと思います。

お互いにできるだけ自分に合った形で働けるように、梶野さんとも「午前中はミーティングを入れないようにしよう」と決めています。

――「午前中はミーティングをしない」、いいですね。

やっぱり一番効率よく集中して開発できる時間帯に働いた方がいいじゃないですか。前職は後輩のマネジメントをしていたこともあり、ミーティングが多くて生活リズムがある程度規定されていたんですが、MOLではミーティングが少なくてプレイヤーとして動くことがメインになりました。

なので今は、どんな生活リズムが一番スピーディーに開発できるのか、模索している途中です。元々学生時代に何かを開発していた時は夜に作業していたんです。そちらの方がいいのか、それとも日中の方がいいのか。それを罪悪感なく実験できて、自分にとって一番いい生活リズムを選べるのはすごくありがたいですね。

ビジネス理解をした上で自走することが求められる

――これまでお話いただいたような環境下において、開発側として今求めているのはどんなエンジニアですか?

スピード感がありつつ、今後に備えて基盤をしっかり作っていける一方で、崩すべきところは崩せるようなバランス感覚のある方じゃないですかね。整理されたコードで堅く作ることは多くの方ができると思うのですが、そういう方たちの中には、崩せない方が一定数いるような気がします。「こんなちゃんとしてないコードは許せない」と感じるような方です。

もちろん堅く作って基盤を固めていくことは重要です。ただ、今のフェーズだとそれだけでは難しい場面もあります。なので、堅く作ることを意識しつつも、状況に応じて崩していけるエンジニアが合っていると感じます。

――柔軟に開発ができるエンジニアですね。MOLという組織全体としても、そうした臨機応変に対応できる人の方が向いている気がします。

そうですよね。あとはありきたりな言い方になりますが、自走できる方に合った組織だと思います。まだまだ手厚く研修したり指示を出したりできる環境ではないので、自分で考えて行動しないと活躍は難しいのではないかなと。

そしてこれも自走に繋がりますが、技術偏重ではなくビジネスへの興味・理解がある方だとうれしいです。MOLはPdMの方々のエンジニア理解が深いチームで、PdMもコードも書くしシステムの仕組みを貪欲に知ろうとしてくれているんですよね。そこでエンジニアがビジネス的にどうなのかを理解できていると、コミュニケーションスピードも上がって、開発を進めやすくなるはずです。

――ビジネスサイドとの連携も重要になってくる、と。

そうですね。営業やPdMの方から「こんな機能がほしい」と言われたときに「その問題に対して本当にそれが最善ですか?」といったコミュニケーションができることで、必要のないものを作らなくて済むし、より本質的なものを作れることもあると思っています。

作る物の質や作る時のスピードを上げるためにも、ビジネス理解はあった方がいいと思います。だからこそ、ビジネスにも興味がある方に入社いただきたいですし、自分でもビジネス理解をさらに深めていきたいです。

最後に

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