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【脚本が読める記事】~製作上の都合で没になった物語たち~①

こんにちは。シナリオライターの桝本力丸(ますもとりきまる)です。
ジャンプ+で漫画原作をやったり、劇場公開映画の脚本をやっていたりしている駆け出しの脚本家です。
世の中には、脚本を書いたのはいいけれど製作の都合上で実現できなかった作品というものがあります。

映画において「脚本を書く」という動作は、最初の一歩でしかありません。そこから諸問題で撮影の段階まで至れなかった脚本というものが生まれるわけです。

この記事では、桝本力丸が書いた脚本の中で、制作の都合上で撮影が不可能だったものを頓挫理由と共に供養しております。
内容自体は悪くないものばかりですので、暇つぶしにでも読んで見てください。


サウナで整うための映画『導きあれ‼』

『導きあれ‼』脚本_1p
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『導きあれ‼』脚本_7p

『導きあれ‼』という6~7分くらいの短編映画です。見出しにも書きましたが、この映画の企画は「サウナで整うための映画を撮ろう!」という試みによって生まれたものでした。意味が分からないかと思いますが、サウナで整うための最適時間は平均して6~7分くらいだと言われています。つまり、サウナに入ると同時に映画が上映され、終わったと同時にサウナを出て水風呂に入る。という目的の映画なわけです。
短く熱くなれる物語----。と言うコンセプトで書き上げたシナリオでした。
なぜ撮影しなかったかと言えば、単純に流してくれるようなサウナが見つからなかったからです。

『導きあれ‼』頓挫理由

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