MOAI

ヨーロッパでスポーツサイエンティストを目指す大学1年 高校生の時に独学でドラッカーのマ…

MOAI

ヨーロッパでスポーツサイエンティストを目指す大学1年 高校生の時に独学でドラッカーのマネジメントを参考にスポーツチームマネジメントを学ぶ。 フェンシングで全国ベスト8、チームメイトのインターハイ準優勝をサポート。 将来の目標は、プロロードレースチームのスタッフになること

最近の記事

スポーツにおける「具体⇄抽象」

私は去年から、細谷功さんの『「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問』という本を繰り返し読んでいます。その影響が最近出ているように感じています。今回は、この思考をスポーツの指導の面で考えていきます。 まず、具体⇄抽象の思考のメリットについて書いていきます。 まず、抽象化することで問題を複合的にみることができます。たとえば、二つの問題の共通点を見つけ出すことができることです。ほかにも、説明する際の順番を適切に考えることができるようになります。(私はまだ不安

    • ペダリングのコツは関節にあり

      久しぶりの投稿になります。 先日、大学の授業でスポーツバイオメカニクスの講義を受けました。 その中に出てきた身体操作に、「末端の動きを速める」というものがありました。例えば、準備体操の手首の時を想像してみてください。その時に、自然と手首の関節を脱力させて、早く動かすことができます。これらの動きは、「幹から枝」への力の入力とよく言われています。サッカーのシュートや野球の投手などにもみられる動きになります。 ランニングの時にもみられる動きだそうで上記の記事の中では、こけし走り

      • シャンゼリゼまでの物語

        今週の気づきについて書いていきたいと思います。 今週気づいたことは、体の使い方ということです。わたしは、ハンドルの握り方についてプロ選手の走りを参考に調べて、実践してみました。 この写真は、クリスフルーム選手の自転車に乗っているときのものだが、わたしは、手について細かく見てみました。これまで私は、ハンドルを外側から覆うようなフォームで乗っていました。しかし、クリスフルーム選手を見ると、手首を返しているのがわかる。実際にやってみると、上半身のインナーマッスルがうまく使えてい

        • シャンゼリゼまでの物語

          今日は、自分自身が意識しているペダリングについて話したいと思います。 私が意識していることは、脚をできるだけ使わずに走ることです。矛盾していることを言っているかもしれません。具体的に説明していきたいと思います。ロードレースでは200kmほどを5時間かけて走ります。強くなればなるほどレースの強度も変わってきます。なぜプロは高強度で踏み続けることができるのか?それは、筋肉の使っているところが違うからです。どこを使っているか、それは体幹の筋肉です。ピンとくる人は少ないかと思います

        スポーツにおける「具体⇄抽象」

          シャンゼリゼまでの物語

          今週は、埼玉の蓮田にあるサイクルショップスフィーダさんでidマッチをしてきました。idマッチとは、最新のスポーツサイエンス技術、AIを活用して自分に適したポジションを計測することができます。プロ選手のマチューファンデルプール選手は毎週この計測を行っているそうです。 この測定をもとにその場でクリートの位置、バイクポジションを調節していただきました。 調節後のバイクは別の自転車のような乗り心地で体もすごく楽に乗り続けることができました。 今日は、人生最長のソロライドで67km

          シャンゼリゼまでの物語

          シャンゼリゼまでの物語 #1

          私は、現在18歳の男子高校生です。 将来の夢はヨーロッパでロードレース関係の職に就くことです。 私がロードレースを始めて観たのは、2016年のジロ・デ・イタリアの第19ステージでマリアローザを着たクラウスヴァイク選手が雪壁に衝突したシーンでした。そして、2016年のツール・ド・フランスからロードレースの世界にのめり込みました。私が、一番好きなチームはTEAM SKYでした。それは強いからではなく、デザインのカッコよさに惹かれました。 そして現在大学進学とともにロードレース

          シャンゼリゼまでの物語 #1