期待の麻雀初心者 山神カルタのここがえらい!9-2亀

※この記事は期待の麻雀初心者 山神カルタのここがえらい!9亀の続きです。
初回:期待の麻雀初心者 山神カルタのここがえらい!
前回:期待の麻雀初心者 山神カルタのここがえらい!9亀


※これは千羽黒乃コラボから視聴を始めて、山神カルタさんの麻雀に魅入られた麻雀オタクが、目についた良い所を好き放題褒める記事です。
全肯定が肌に合わない方は注意して読み進めてください。


はじめに

はじめにも何も途中なので省略します。

本編!!


本編


9亀はオリの基本を学んで「早速実戦で使ってみよう!」と友人戦を開始したところまででした。


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上家の方について「雀聖さんなんじゃな~ めちゃくちゃ強い人が来てくれたのじゃ!」と師匠が触れています。

「先輩はたまてん?でしたっけ」

先輩が卵の天ぷらになっちゃった...。


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千羽さんが天ぷらになってしまうアクシデントもありましたが、着実に手は進みます。途中23456789から9m落とした直後に「あっ」とミスに気付いていたのもえらいですね!!!

上家からリーチが入りました。早速オリの練習...の前に!

前回の師匠のオリ基準でオリるべきかまだ踏ん張ってみるかの確認です。

「穴ぼこみたいな待ちが2つ以上残ってる時」

片方は紛れもなく穴ぼこ待ちことカンチャン7p待ちですが、もう片方は1-4-7m待ちの三面張です。

なので、オリるにはちょっと手が強いのでもう少し踏ん張る!という感じですね。


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踏ん張りが効いてカン7pリーチ!
なんと、師匠がオリの練習をする羽目になりました。


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放銃はしましたが、師匠は褒めて次局!

使いそうで使わない、ちょっとは使わないことも無いけど残すと狭い6mをきっちり捨てて、一番広い手に出来てますね。

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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しかし、上家のダマツモに阻まれてしまいます。

一応ですが、師匠が「リーチをしてほしい」と言ってた中でダマなのはそこら中に待ちが良くなる手替わりがあるからだとは思います。

多分「あー......まあツモったんならしょうがないか......」みたいな感じだったんでしょうね......。



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お次はこちら 孤立してるのは4m,7mですね。

師匠の教え通り「牌を内に寄せる」のならば外側気味の打7mですが、今回の7mはドラです。
山神さんも打7mまでは候補にしたもののドラを切りたくない様子。

えらい!!!!!!!!!!!!!

大体この場面で考えるべきことは考えられています。
今回は師匠公認で打4mです。

慣れてる人はもはや視界に7mが入らない場面だとは思いますが、初心者はここでもつまずくんだという貴重なデータですね。

そういえば、師匠が毎回1シャンテンの時に何引きで聴牌するかのクイズを出しているんですが、毎回あっさり答えてるので褒め忘れてました。

まとめてえらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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「先輩から教えてもらってるから多分楽しい」と山神さんと師匠がイチャついてたら、上家の6mを鳴き逃ししました。

師匠が慌てた後にすぐ山神さんも気付いて、「くっっっっっやしい」とめちゃくちゃ悔やんでます。

配信を見てて思ったんですがめっっっっちゃくちゃ負けず嫌いなんですよね。

自分に気付ける範囲とはいえ、ミスに気付いた瞬間かなりガッツリ悔やんでる感じがします。
麻雀はその場その場はともかく、対局数が4桁5桁と重なった場合勝つのは「ミスが少ない人」です。
3桁は案外まだまだブレます。

なんとしてでもミスを潰そうという意欲があるのは良いことです。

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ただ、見てきた中でも相当な強さの負けず嫌いなので、ミスへの後悔で潰れないかが心配ですね......。

ミスを引きずりすぎると次のミスが誘発されてというループに入るので、ある程度割り切れるようになるといいですね。


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久々の1分以上の長考打牌ですね。実家のような味がします。

最初は66789→678に出来るしと、(タンヤオ付けるのも兼ねて?)9pで考えていましたが、師匠の一言で6pの代わりに4mを頭にしては萬子が空中分解しかねないということに気付いて7mを選びます。

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

だいぶ理由がしっかりしてきましたね。

基礎工事の手厚さに定評のある師匠ですが、ここまでがっちり土台が出来てると安心感が違います。


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6m引いて微妙にめんどくさい手牌になりました。

「でも4(m)もいらないんですよねって考えると......」

目の付け所が良い!!!!!!!!!!えらい!!!!!!!!!!!!!

4mも6mも、極論聴牌するまで残してるだけの牌なので、差は多少あれど大体価値は同じです。


麻雀のオタクなので差の話をします。オタク話が苦手で読み飛ばしたい方は次に山神さんが映ってる画像まで行けばOKです。


私は4m切るのが好きです。後から3mか6mを引いた時に

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ここから9pを切ると

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どさくさでタンヤオが付きます。

4m残して4m引きでも同じことは出来るんですが、3m6mの方が枚数多いので!



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6sが入ったので三色は崩れましたが無くても十分強い!リーチ!!!

山神さんコメント欄に跋扈した三色おじさんから三色を教わったようです。
どこにでもいますからね三色おじさん
そこから手に三色詰めたら5面子1雀頭だが???台湾麻雀する気か?????って時もいますね。
風物詩的な感じがして結構好きではあります。

「三色同順はなぜかすごい大好きなおじさんがたまにいるんじゃよ」

前にも言った気はしますが、千羽さんは三色がすごい大好きなお姉さんです。

姉妹の方がアンチ三色らしいので、このまま千羽師匠スタイルを目指すと対立構造が生まれてしまいますね。


山神さんは「なんで三色おじさんは多いのか?」ということが気になっている様子。

師匠の言う通り見た目が綺麗ですし、バラバラ気味の配牌でどう作るか考える時に、ひとまず三色は候補に入れるくらいには使い勝手が良いので私も三色好きです。
なんやかんや適切に見て、適切に見切れれば強い役ですからね。


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次の局です。

手牌の中で唯一ロスが無い1pを4秒で打牌してます。

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

師匠も喜んでます。あなたが育てたんですよこの打1pを!!!!!!

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



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何事もなく立直です。

「儂の守備の練習になってるかな~今日~」

これそういえばオリの練習回らしいんですよね。
今のところオリの話を記事で書いた覚えがありません。

結託していないとはいえ1vs3の構造なので、少なくない割合で先制されるはずなんですが、なかなかその時が来ませんね。


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それじゃあオリの練習をさせようと2巡目リーチのお通りです。

刻むだろっ!普通もっと・・・・!段階をっ・・!

とはいえ、流局までもつれればなが~くオリの練習ができますし、ファインプレーなのかもしれないですね。えらい!!!!!

山神さんはしっかり現物を切ってオリつつ、途中で入った師匠の安牌クイズも即答しているので、もはや練習は不要だったのかもしれません。

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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安牌もたくさん出てきて余裕が出てきたところで、講座は次の段階へ進みます。のお話ですね。

リーチ中の上家さんの捨て牌に4mが切られているんですが、その時「1mが安全」と聞いて、「なんでですか!?」とテンションが上がる山神さん。

筋の解説は師匠を越えられないので省略しますが、何か書きたい欲があるのでオタ話でも足します。

筋を今の師匠の解説で覚えた方はパンクの危険があるので、飛ばすのがおすすめです。


筋はリャンメン待ちに当たらない地点で優秀な防御牌です。
ですが、そんな筋の中でも優劣は存在します。

麻雀の待ちには リャンメン シャボ カンチャン ペンチャン 単騎と種類がありますね。

防御手段としては「防御を貫通されるケース(=待ち)が少ないほど強い」ということになります。

つまり、リャンメンに当たらないことが確約されている筋の中でも、「それ以外に刺さるパターンがどれくらいあるか?」筋かそうでないか程ではないですが差が出ます。

既に2枚切れている牌ならシャボ待ちには当たらない分優秀ですし、

例えば8sが4枚見えている状況ならば、手の中で8sを使うターツは作れないので、68sのカンチャンや89sのペンチャン待ちが無い分7sが優秀になったりします。

「この待ちはありえない」ほどの証拠がなくとも、残り枚数が少なければそれを使うターツは作りにくいので、その分優秀です。

以上、「場に出てる枚数次第で筋にも強弱が出る」という話でした。
書き終えて満足したので次に行きます。



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山神さんが牛スジに加えて麻雀の筋を覚えたところで次の場面です。

3m1pと3p待ちどっちにするかを悩んで、3p待ちに取った場面ですね。

しっかり両方残り4枚待ちであることを確認し、切るのが1pと2pなら外側の1pの方が安全そうという理由で3p待ちを選びます。丁寧ですね。

えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どっちがベターなのかは分からないので書けません。有識者に託します。


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今回はなんと待ちにした3pが一発で出ました。二択が上手い!!!!!




ここで一旦区切り

文字数的にはまだ余裕があるのですが、大分割した2亀で後編だけ分量が少なくなった時の反省を活かし、ここで一旦切ろうと思います。

この記事は、基本的に山神さんを褒めるために必要な話、時々筆が止まらなかった時の付け足し話みたいな感じなのですが、ありがたいことにアーカイブ見返す時のおさらい資料みたいに使ってくださる方もいるようです。
ありがとうございます!!

山神さんを褒めることが主題のシリーズなので、もちろん山神さんを差し置いてベラベラ喋ったりしないよう気を付けつつではありますが、そういう方面の需要にも応えられたらなと思いつつ書いていきます。

ただ、私の話は対象レベルがだいぶまばらなので、近代麻雀様が運営しているwebサイト「キンマweb」で、師匠が書いているコラムもおすすめをしておきます。

これを書いている地点で全33回なのですが、半分を使いこなせれば雀豪に、全部使いこなせれば雀聖になれると思います。恐ろしいコラムです。



おまけ


今回は無いんだ...!すまない......!

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