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将来的に臓器移植でドナーを待つ人なんていなくなるだろうという妄想

現状

2021年10月時点で臓器移植を希望している人は全国で約14,000人程度いるらしい。
一方で、年間約400人しか臓器移植を受けられないらしい。
つまり私たちが仮に臓器が必要になったとしても、その年の97%の人は臓器移植を受けられない。

これはなかなか悲惨。したがって、この現状はどうしたら明るくなるのかを妄想してみたいと思う。

妄想の未来

1:ナッジ

現状我が国では、12.7%の人しか「臓器提供の意思表示」(免許証とかの裏に書くやつ)をしていない。
一方、フランスやオーストラリア、臓器提供の意思表示をしている人が 99%を超えるらしい。

この背景にはやはりナッジが関係しているよう。
日本やドイツでは臓器提供の意思表示をオプトイン方式でやっているようだが、フランスやオーストラリアはオプトアウト方式を採用しているよう。

今後日本も免許証などの公的文書を取得する際、オプトアウト方式で臓器提供の意思表示が行われるだろう。

ちなみにナッジを導入する際には以下の特徴に従うと効果を発揮しやすいらしい。

簡単/簡潔(East)
魅力的/印象的(Attractive)
社会性を伴う(Social)
タイムリー(Timely)

これらを略してEASTというらしい。

2:IPS細胞

IPS細胞によって自分の皮膚の細胞を元に臓器を作り出すということも将来的にはできるだろうと思われる。

実際にiPS細胞で人の臓器を作る研究なども進んでいるよう。


参考文献

iPS細胞でヒト臓器をつくる

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