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共働き、もしくはシングルマザー/ファザーの家は毎日夕食宅配で済ませるべき理由

私は現在友達と同居している。そして、その友達は平日五日間の夕食を生協の夕食宅配で済ませている。
そんな彼を見ていてふと「夕食宅配はもっと多くの人、特に共働きの家の人が使うべきサービスなのではないか?」と思ったのでとりあえずその理由を書いてみることにする。

メリット1:家事のストレスから解放される

「家事が大好きで大好きでたまらない、毎日毎日家事に明け暮れてたいぜ!」という人はなかなかいないのではないかと思う。そんな人がいれば同居人の彼を家から叩き出すので、是非私と一緒に住んで欲しい。


私の願望はさておき、多くの人は家事をするのとnetflixをみるのではどちらが進んでやりたいかと問われれば、おそらく後者であろう。そのようなあまり進んではやりたくない家事の中でも特にしんどいのが食事に関する家事ではないかと思う。


確かに洗濯などもしんどい。洗濯機を回していちいちそれをハンガーにかけ、外に干し、それを取り込み、アイロンでシワを伸ばしてクローゼットにまた戻さなければならない。(もはや私はめんどくさすぎてアイロンがけをしなくなった。したがって、私のシャツはいつもご年配の方の手ぐらいしわくちゃである。)しかし、食事の方が個人的にそれよりもしんどいのではないかと思う。


というのも、洗濯は単に作業だけで済む。しかし、食事は作業に加えて思考を要するからだ。具体的には食事を切ったりする作業に加えて栄養バランスが整った献立、毎日の食事を飽きないようにする工夫なども考えなければならず、終わったら食器を洗わなければならない(ちなみに私は料理で生じる家事も、料理の献立を考えることもめんどくさすぎて昼食はHuelという完全食、夜は豆腐、納豆、ご飯、卵焼きで済ませるようになった)。これらを一気に解決してくれるのが夕食宅配である。

夕食宅配は基本的に栄養士さんが献立を考えているので、もちろん栄養バランスのいい食事である。そして、毎日毎日献立が違う。したがって、小学校の時の給食のような気分を味わうことができる(これはつまり、当たりの日は最高の気分になるが、全部嫌いなものしか入ってない日はこの世の終わりのような気分になることも意味する)。そして、基本的に夕食宅配は1つの弁当箱が宅配されてくるので洗い物も弁当箱1つで済む。

2:子どもと一緒に過ごす時間を増やすことができる

胸に手を当てて考えて欲しい。あなたはあなたの子どものことを本当に知っているだろうか?

断言できることが1つある。あなたは、あなたが思っている以上に子どものことを知らないし、子どもはあなたが思っている以上に隠し事が上手だし、実際に隠し事をしている。

小学校5年生の時、私の担任は私に体罰を振るっていた。一度だけではなく、何度も。なぜなのか理由がわかる時もあれば、理不尽に体罰を振るってくる時もあった。それまで、私に体罰を振るう人などいなかったので、その体験は衝撃的であったのと同時に毎日恐怖で仕方がなかった。「明日は怒られるんじゃないか?」、「今日も怒られずに済んだ」というようなストレスと戦わなければならない毎日であった。何度風呂場で自殺してやろうかと考えたことか。

母がこのことを知ったのは私が22歳の時。高校の同窓会に母の運転で向かっている道中に伝えた。母は衝撃を受けていた。私は体罰のことを隠していた。なぜなら愛する母に心配などかけたくないからだ。

私は毎日母と夕食を共にしていた。それでも、母は私の隠し事を見抜くことができなかった。あなたがもし働いているのであれば、とにかく子どもと一緒に過ごす時間を増やすことに力を注いでほしい。もしかしたら子どもは問題を抱えているかもしれない。子どもと過ごす時間がないことには子どもが抱えている問題に気づくこともできない。なので、まずは夕食宅配にして子どもと過ごす時間を作ることにしてみてはどうだろうか。

食事は親の愛情の籠もった手作りでなければならないと考えている人がいるかもしれない。しかしそれは本当に子ども視点で考えた結果の発想だろうか?「毎日夕食宅配なんて知られたら他所の親に白い目で見られる」という世間体を気にした理由が隠れていないだろうか?もしも純粋に子どものことを考えていたとしても、子どもはあなたの手料理よりもあなたと一緒に過ごす時間の方が欲しいのではないだろうか。少なくとも私だったらそう思う。

終わりに

なんだか最後がしんみりしてしまったが、要するに「家事も減らせるし、子どもとの時間も増やせるので夕食宅配は最高だぜ!」ということが伝わってくれれば良い。

参考文献 

コープ・生協のお弁当宅配・夕食宅配とは
Huel

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