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詩 窓

言葉でしか生きられない。
わたしをつくるのは
かわいいお砂糖とか
指先の愛とか
まぶしい夜とかではなくて
わたしをつくるのは
朝の青さとか
砂利を踏んだ音とか
きみの心音とかで
それがわたしの内側で
きらきらするから
あなたはやっと
わたしが見えるのよ


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